大預言 URABE/著
私は幼いころから、第六感が冴えている。 霊が見えるのとは違って、いわゆる「虫の知らせ」とか「なんとなく感じる」とか、そういうことが多かった。 その「なんとなく」を、口にすることもあればしないこ...
名作私は幼いころから、第六感が冴えている。 霊が見えるのとは違って、いわゆる「虫の知らせ」とか「なんとなく感じる」とか、そういうことが多かった。 その「なんとなく」を、口にすることもあればしないこ...
まとも日本一の繁華街、新宿。 その新宿を起点に、2本の私鉄が西へと伸びている。 そう、京王線と小田急線だ。 どちらの路線にもなじみの薄いわたしだが、京王線沿線に住む友人がこう言った。 ...
狂気そういう趣味があるとか、ソッチの気があるとかではないが、わたしは玄関のドアに付いている「のぞき穴」を覗くのが習慣となっている。 もちろん、他人の家を覗くのではなく、自宅の内側から外を覗くのだが...
変(今夜はこれしかないか・・) 帰宅したわたしは、テーブルの上にある「アーモンド小魚」を見つめる。 アーモンド小魚といえど、これは天下の「成城石井」の商品。そんじょそこらの安物とは違う。なんせ瀬...
まともスポーツ競技の裏側というのは、必ずと言っていいほどアクシデントがつきもの。 今回のオリンピックで、まったく放映されなかった我が競技、射撃。 この競技も、予想だにしない事態に見舞われることがある...
まともオリンピックのいいところは、普段お目にかからない競技の世界トップレベルの争いを、じっくり観戦できるところ。 わたしにとって「水系」の競技は縁遠い。泳げないわけではないが、人間は水中では生きられ...
変タバコを吸う演技というのは、普段吸っている人と吸っていない人とで差が出るものだ。 実際に火をつけなくても、ライターからタバコへ火が移る瞬間が見える。吸い口を深く吸い込み、肺から一気に煙を吐き出...
まともフルーツが送られてくると嬉しい。 昨日は桃が、そして今日はさくらんぼが送られてきた。 桃は見事な色艶と大きさだったが、食べるまでに2、3日待ったほうがいい、と言われた。 だがその言葉を聞く前に...
まとも埼玉県朝霞市。雲一つないうだるような暑さの中、長袖長ズボンに帽子と手袋、明らかに「熱中症になりましょう」という服装の若い男女らが、微動だにせず真夏の大空へ向かって敬礼をしている。 よく見ると、...
食いしん坊生まれ変わったら、飴職人になろうーー。 だったら今からでも弟子入りすればいいのに、なんて野暮なことは言わないでもらいたい。来世の楽しみとして取っておきたいのだ。 わたし自身、特段...
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