蛮族の平服(へいふく)
わたしは今日、社会人歴ン十年のベテランであるにもかかわらず、まさかの「ドレスコードの罠」にはまった。いったい、何をどう間違えたのだろうか——。 * 某セレモニーに招待されたわたし...

変わたしは今日、社会人歴ン十年のベテランであるにもかかわらず、まさかの「ドレスコードの罠」にはまった。いったい、何をどう間違えたのだろうか——。 * 某セレモニーに招待されたわたし...
食いしん坊「半分だけでいいから、食べない?」 もうすでに満腹ではあるが、友人の懇願を断ることができなかったわたしは、皿に乗せられたうなぎの蒲焼を呆然と眺めた。 われわれは今、期間限定で開催されている「鰻...
変マッチングアプリにて婚活を始めた友人から、「イイ男だけが興味を持ってくれるような、完璧な自己紹介文を書いてほしい」との依頼を受けたわたしは、俄然やる気になった。 いかんせん、すでに登録してある彼女の紹介文は...
狂気(なぜ、わざわざ直してくれたんだろう・・) 納得のいかない部分もあるが、とはいえ開(はだ)けたカーディガンをしっかりと肩まで掛けてくれた女性に、軽く会釈をしながら「ありがとう」と呟くわたし——そう、ここは混...
変われわれは、自分が思っている以上に己の顔を知らない。さらに極論を言うと、自分の顔を直に見ることは、一生のうちに一度もないというのが事実。 せいぜい、鏡越しに写る姿やカメラや動画で撮影された自分を見るのが精一...
変わたしは今、非常に浮腫んでいる。よって、自身に対して「ムックミン」という愛称を授けようと思う。 ちなみに、なぜこんなにも浮腫んでいるのかというと、昨日、大量の炭水化物を摂取したにもかかわらずジッとしていたか...
変痛みに強いわたしは、滅多なことでは痛み止めを服用しない人生を送ってきた。とはいえ、無理に我慢しているのではなく、とくに必要性を感じないから薬に頼らず生きてきたのだ。 たとえば骨折や靭帯損傷の際...
ピアノわたしには「ものすごく嫌いなタイプの人間」が存在する。それは、肩書きや付属品のみでマウントをとるような、つまらない野郎のことだ。 「キミは何ができる?」という質問に、どれだけ面白い答えが得られ...
変無意識というのは恐ろしいものだ——。 そう呟くしかないわたしは、誰のものか分からない怪しげなペットボトルを、そっと床に置いたのである。 * 柔術の試合会場にて、一人ぼっちのわたし...
変自分の体——正確には「体組成」のような、身体を構成する組成分にまったく興味のないわたしは、当然ながら体組成計なるものを購入したことなどない。 そんな我が家に置いてあるのは、ドン・キホーテで手に入れた安価な体...
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