たった一言で圧倒的な”輩(やから)”になれるパワーワード

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「あ?」

これほど強烈に、しかも確実に「輩(やから)」であることを示してきた男は、ポールしかいない。

 

ポールは音痴だが、私がそれを軽くディスったせいで、自らの歌声を録音した音源を送ってこなくなった。

天才が努力をしてようやく花開くこの世界で、底辺を這いつくばる極普通の人間が努力もせず、快楽を味わえるはずなどないのだが。

努力を惜しむポールは、歌の練習をサボリ酒をかっくらい、怠惰な生活を送っているのだろう。

 

ただし先日、

「最近の曲をカラオケで歌ってみたら、全国平均にも届かない」

というような趣旨の発言をしていたため、隠れてコソコソとカラオケはしているようだ。

 

まぁ、楽しみでカラオケをすることは良いことなので、そこへお勉強を持ち込んで楽しみを奪うのはかわいそうだから、やめておこう。

 

 

ふと、輩(やから)ってなんだろう、と考えた。

ジムで久しぶりに会ったリアル美魔女に、

「最近、髪の毛の色落ち着いたよね。輩(やから)っぽくない」

と言われた。

 

輩(やから)って、アレだよね?ガラの悪い、ついでにタチの悪い連中、というような意味の。

髪の毛の色が金髪であったとしても、それこそオシャレで素敵な女性は山ほどいる。

 

しかし、私がそれをすると、輩(やから)になる。

これはいったい、どこにその違いがあるのだろうか。

 

――突然だが、高須幹弥をご存知だろうか。

あのテレビCMで有名な高須クリニック院長、高須克弥氏のご子息だ。

年商70億のクリニックで、美容外科医として働く幹弥医師。彼のYouTubeが、じつに素晴らしい。

 

どう見ても真面目な顔つき。

抑えようにも溢れ出るおぼっちゃま臭。

神妙な面持ちで医療系の話をするときと、イマドキっぽい言葉を無理に交えながら、大盛ペヤングを完食するときとのギャップがすごい。

 

「コンチワッスゥ~」

「こんなんねぇ、ラクショ〜ッスよ」

「いっただっきやぁ~ッス」

「キモチェェ~~」

 

ぜったいに、素ではなさそうなこれらの発言の数々。

高須家に生まれた運命ともいえる、ゴールまで決められた人生を真っ当に歩み続けた、幹弥(敬称略)。

ところが最近、これまでの鬱憤(うっぷん)を晴らすかのようなハジケっぷりを見せている。

 

見た目からは想像しがたい発言の数々が人気となり、今や「副業が医師」と言われるほどの立派なユーチューバーに育った。

 

――そんな幹弥を見ていて思った。

彼がどんなに「輩(やから)」っぽく振舞ったとしても、それこそ滑稽で輩とは似ても似つかない。

そこにはどうしても、育ちの良さが現れてしまうからだ。

 

なのに、私が黙って立っているだけで、髪の毛が金髪というだけで「輩」認定される。

これは、金髪云々関係なく、幹弥でいうところの「育ちの良さ」が、私でいうところの「輩(やから)っぽさ」にあたるのだろう。

 

人は見た目のイメージが重要だ。

それでも、「無理してる感」と「ナチュラル感」の違いは、伝わってくる。

となると、私はどう頑張っても、輩(やから)派ということになるのか。

 

――たしかに、思い返せば輩業(やからぎょう)の数々が脳裏をよぎる

 

カフェで仕事の打ち合わせをしたときのこと。

初対面のクライアントのパンケーキに乗っかっていたホイップが、私より多かったことを指摘すると、

「よ、よかったらこちらをどうぞ。私、甘いものがそこまで得意ではないので・・・」

と言わせて、ホイップの多いパンケーキと交換させたことがある。

 

もちろん、「交換してほしい」などとは一言も言っていない。

先方のご厚意による、交換の意思表示だ。

 

それでも巷では、これを「輩(やから)」と呼ぶのだろう。

 

 

そんな私ですら、なかなか対面もせずに輩(やから)認定されることはない。

 

それが、会ったこともないポールがたった一言で、みなぎる輩(やから)感を出してきたのだ。

(こいつ、ぜったいに輩だ・・・)

そう決定づけるに足る、たった一言。

 

「あ?」

 

仮に、前出の幹弥がこの発言をしたとしても、決して輩ではないだろう。

(あぁ、幹弥先生、頑張ってワイルドな感じを出してるんだろうな・・・)

この程度の印象だろう。

 

そういう意味で、ポールはすごい。たった一言で、輩であることを知らしめたのだから。

 

――こうして、言葉の奥深さと言霊の意義を考えさせられた、今日この頃だった。

 

 

————————-キリトリ線—————————-

アイキャッチは、希鳳さんのイラスト。どれもカワイイんで、インスタチェックしてね✔️✔️

 

 

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