夢にまで見た、ツェルニー50番練習曲という長いトンネルを抜けた先に待つ世界。
この一週間、ピアノ練習に捧げたわたしの本気度といったら、近年稀に見るレベルの熱量だった。それは「本気」というより、むしろ執念といっても過言ではないほど、狂信的かつ本能むき出しの感情でもあった。 なぜそのよう...
ピアノこの一週間、ピアノ練習に捧げたわたしの本気度といったら、近年稀に見るレベルの熱量だった。それは「本気」というより、むしろ執念といっても過言ではないほど、狂信的かつ本能むき出しの感情でもあった。 なぜそのよう...
ピアノ自宅におけるピアノ練習で必要なことは、「こういう音が出ているに違いない」とイメージしながら弾くことだ。 なぜ「出したい音を出す」のではなくイメージなのかというと、我が家のピアノが電子ピアノだからである。 &...
ピアノ力強くも美しい嬰へ長調のサブドミナントが鳴り響いた瞬間、わたしは涙をこぼすとともに「あぁ、終わってしまった」とつぶやいた。 心を揺さぶられるほどの感動を与える演奏だったのだから、当たり前にファイナル進出とな...
ピアノ今さらながら、来年のピアノ発表会で弾く曲について、身の丈に合わない難しい曲を二曲も選んでしまったことに、若干の後悔を抱き始めたわたし——。 もうすでに譜読みは終えたのだが、これはいわばスタート地点に立っただ...
ピアノ(しまった、指が動かない・・) ピアノを弾く者にとって、指を大切にすることなど基本中の基本なのだが、よりによって、指に絶大なる負担を強いる「柔術」という競技に勤しんでいるわたしは、指の不具合にしょっちゅう悩...
ピアノ研究者がすごいのは、何十年・・いや何百年経ってもなお、その分野を掘り下げ続けていることだ。「さすがにもういいだろう」と、誰もが妥協をちらつかせるレベルの成熟度に至ったとしても、「いや、まだだ」と言わんばかり...
ピアノどう足掻いても上手くいかない時がある。だが、もしも「なにかが出来るようになる前段階」だとすれば、それはむしろ好意的に受け止めるべきだろう。 ハーバード大学の某教授が言っていた、「快楽などの報酬を得るのに、努...
ピアノ随分と長い年月を生きてきたが、それでもまだ俄かに信じられないような事実を突きつけられたり、「なぜこんな簡単なことに気付かなかったのか」と唖然としたり、それ故に人間が持つ可能性の奥深さに驚愕させられたりと、小...
柔術・格闘技一つのことに没頭し過ぎると、ついそれが「自分にとってすべて」と感じてしまったり、または、それが自分にとって特別なことだと思い込んでしまったりするもの。だが、よくよく考えてみると、どれもこれも自分という一人の...
ピアノ(マズイぞ、なぜ直前になってこんなことになるんだ・・・) 今日は、ピアノの先生の先生・・すなわち”師匠”のレッスン日である。 師匠の前では、いわゆる「曲」を弾くことはな...
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