生き甲斐を奪われた週末の夜
わたしの生き甲斐は「食べること」である。なんせ、これほどまでに物理的な欲の満たし方は他にないからだ。睡眠欲というのも、実際に眠ることで満たされるので食欲と似た要素ではあるが、感覚的なことではなく物体を体内に...
わたしの生き甲斐は「食べること」である。なんせ、これほどまでに物理的な欲の満たし方は他にないからだ。睡眠欲というのも、実際に眠ることで満たされるので食欲と似た要素ではあるが、感覚的なことではなく物体を体内に...
今日はたまたま、世界チャンピオンが集う空間に身を置くこととなった。 一人はつい先日、ローマで開かれたピッツァの世界大会で、ピッツァフリッタ(生地に具材を包み油で揚げたピッツァ)部門にて優勝を果たした"ピッツ...
昨日、わたしは不思議な食感の肉を食べた。見た目は白いかまぼこ・・あるいは分厚いイカを焼いたかのような、いや、色白の鳥胸肉を炙ったようにも見えるその食べ物は、なんとワニの舌だった。 (わ、ワニの舌・・・) そ...
たまに自分が「本当にバカなんじゃないか?」と思うことがある。たとえば、ランチで絶品のうなぎを食べる予定になっていても、ちょっと小腹が空いたからといって、アップルパイ——しかもホールで丸ごと食べるなど、正気の...
わたしの血液はコーヒーでできている・・といっても過言ではないくらい、日々コーヒーを嗜むわたしにとって、10月1日という日は特別な一日となった。なぜなら——10月1日は「国際コーヒーの日」だからだ。 &nbs...
日本人にとって、ウリといえば漬物だろう。奈良漬やぬか漬け、浅漬けにオイキムチ——要するに、漬物の王者たる地位を確立しているのが「ウリ」なのである。 その理由として、ウリ科の植物は(若干なりとも)苦味があるこ...
たとえばわたしは、ベイクドチーズケーキや焼き芋のような「ねっとりとした食べ物」が好きだが、ガリガリ君やガツンとみかんのような「サッパリ氷菓」も大好物。どちらか一つを選べ・・と言われても、時と場合によるため「...
食べ物の醍醐味というのは、やはり"誰が作ったのか"とか"誰と食べるのか"というような、「誰」の要素が大きいところにある。たとえば、有名料理店で高級ディナーを満喫したとしても、同席した相手がイヤな奴ならばせっ...
ニンゲンはトウモロコシからできたわけだが、そんな"生命の起源"ともいえるリアル・トウモロコシが我が家に届いた。しかも、日本におけるトウモロコシの聖地・北海道からの極上品である。 北海道千歳市でトウモロコシ農...
——結局、音楽も食事も根っこの部分は同じなんだな。 * わたしは今日、ナポリピッツァの大会審査員として、何十枚もの焼きたてピッツァを食してきた。日本における個人店での開催は、おそらく初の試み。しかも、今回で...
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