無意識に抱き締めていたのは・・
無意識というのは恐ろしいものだ——。 そう呟くしかないわたしは、誰のものか分からない怪しげなペットボトルを、そっと床に置いたのである。 * 柔術の試合会場にて、一人ぼっちのわたし...
変無意識というのは恐ろしいものだ——。 そう呟くしかないわたしは、誰のものか分からない怪しげなペットボトルを、そっと床に置いたのである。 * 柔術の試合会場にて、一人ぼっちのわたし...
変自分の体——正確には「体組成」のような、身体を構成する組成分にまったく興味のないわたしは、当然ながら体組成計なるものを購入したことなどない。 そんな我が家に置いてあるのは、ドン・キホーテで手に入れた安価な体...
変ヒトとして知恵をつけたわたしは、ついにエアコンの使い方を極めた。 今まで何年ものあいだ、どうすれば室内の温度を快適にできるのか、そしてどうすれば電気代を抑えられるのか・・このような悩みと対峙し続けてきたのだ...
変まるで雲の上で気を失っていたかのような、身体は健やかで心は清々しい状態のわたしは、ふと意識を取り戻すと目を開いた。 いや、正確には薄目を開けて天を仰いだのだが、あまりの心地よさにまだ完全なる覚醒を望んでおら...
変最寄り駅からの帰り道、アメリカ土産のデカい麻のバッグ——TRADER JOE’S(トレーダージョーズ)のエコバッグに、片手では持ちきれないほどの野菜や果物を詰め込んだわたしは、バッグへの負担を減...
変警視庁公安部外事課で公安警察官として、国際テロや外国人スパイの摘発、防諜(ぼうちょう)活動を担っていた某氏が、 「スパイは、必ずしも機密情報だけを集めているわけではない。一般人に混じって日本で暮らし、生活習...
変午前4時過ぎ——。ようやくベッドに倒れ込んだわたしは、ブラインドの隙間から漏れ伝わる朝の雰囲気を、やや忌々しく感じながら目を閉じた。 大昔、ヒトは太陽と共に生活のリズムを刻んでいた。朝日が昇っ...
変どうやら台風は過ぎ去った様子だが、それにしても今回「も」台風の猛威を体感することなく終わってしまった。無論、自然災害ほど不可抗力で恐ろしいものはなく、その被害に遭わなかったのだから、安堵するとともに天へ感謝...
変どこかに置き忘れたのだろう、いつの間にか「スポーツ用のマウスガード」を紛失していたわたしは、かかりつけである近所の歯科クリニックで新たなものを作ることにした。 (歯の型取りをして、メーカーに送って・・二週間...
変巷では「スマホを使っていなくても、カメラやマイクは稼働しており常に監視されている」とか「IT企業の技術者ならば、パソコンのフロントカメラに付箋を貼っている」という、陰謀論めいた話がまことしやかに流れている。...
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