一本の髪の毛に取り憑かれた女
そいつは、わずか1ミリにも満たない細さであり、長さもたかだか10センチ程度の粗末な存在であるにもかかわらず、ヒトの手に負えないほど強靭かつ粘着質なフィジカルとメンタル(?)を持つ物体——そう、髪の毛である。...
変そいつは、わずか1ミリにも満たない細さであり、長さもたかだか10センチ程度の粗末な存在であるにもかかわらず、ヒトの手に負えないほど強靭かつ粘着質なフィジカルとメンタル(?)を持つ物体——そう、髪の毛である。...
変自宅に物を置きたくない主義のわたしは、室内に配置された品々が廃棄可能か否かを、頻繁にチェックする癖がある。そのため、時には買ったばかりの商品でも迷わず捨ててしまったり——。 とはいえ、いわゆる「ミニマリスト...
変「今年こそは暴飲暴食をしない」という新年の誓いを立てたわたしだが、大方の予想どおり、そんな決意を反故にする日々を送っている。 それにしても、なぜこうもあっさり覚悟を翻すのか、自分のこととはいえ不思議である。...
変今まで散々、わが家が「打ちっ放しのコンクリートでできた、都心にあるオシャレ監獄」であることをディスってきたが、ここへきて”まさかの耐性”を身に着けられたのが、皮肉にもこの監獄での暮らしによるものだとすると、...
変病気というのは、自ら罹患しないとさほど興味も関心も抱かないもの。よって、誰かが病に倒れたと聞けば、心配そうな表情を浮かべつつ「あら、お大事に」の一言で終わらせるような、冷酷極まりないゲス野郎のわたし。 その...
変新年を迎え、いよいよ本格的な寒さの到来を迎えようとしている。感覚的な話ではあるが、街や建物自体が寒さを溜め込んできたかのような、数字上は同じ1℃でも先月とは異なる「厳格な冷たさ」を放つようになったのだ。 (...
変老若男女、誰もが毎年同じことを言う——といえば、12月に入った時点で「一年が経つのは早い」というセリフを口にすることだろう。 巷では「年を取ると、若い頃より時間経過が早く感じる」との声を聞くが...
変10年以上ぶりに訪れた大井競馬場は、以前と変わらぬ賑わいでわたしを迎えてくれた。といっても、最後にここを訪れたのは競馬目的ではなく、わたし自身がコースを走るためだったような——。 今から13年...
変マンションのエントランスにて、外壁修繕を行う施工業者の男性と出くわしたわたしは、エレベーターが到着するまでの間、長年モヤモヤしていた「とある疑問」をぶつけてみた。 それは「なぜウチのマンションのコーキングは...
変ヒトには本能的に備わった防衛反応がある。それは誰に教わるわけでもなく、生まれながらに身についているもので、たとえば集合体恐怖症(トライポフォビア)のように、ハチの巣やフジツボ、または群がった小さな虫など「小...
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