アルミホイルを履く
(美味そう?・・あぁ、鮭のホイル焼き的な感じか) 足の親指にアルミホイルを巻いたわたしを見て、このような感想を述べた友人がいる。だがこのアルミホイル、予想以上に”いい感じ”なのだ。 なぜ足の指...
(美味そう?・・あぁ、鮭のホイル焼き的な感じか) 足の親指にアルミホイルを巻いたわたしを見て、このような感想を述べた友人がいる。だがこのアルミホイル、予想以上に”いい感じ”なのだ。 なぜ足の指...
(この寝不足は耐え難いが、それでも一つの成長を遂げたと思えば乙なものだ・・) ブラインドの隙間から差し込むオレンジ色の朝日を、固く閉じたまぶたの裏で受け止めつつ、わたしは念じるかのようにこう言い聞かせるしか...
わたしは霊を見たことがないので、実際にどのような形状のものがどのような表情で憑いているのかは分からない。だが、見える人には見えるらしいので、その話を聞いては「なるほど、そんな感じなんだ」と、脳内でメモを取っ...
相手を変えることはできない。だからこそ、自分が変わるしかない——。 これは、対人関係における通説というか処世訓の一つだが、相手となんらかの摩擦が生じている場合、いかに自分の考えが正しいとしても、それを貫けば...
良い悪いの話ではなく、東京が”人種のるつぼ”と呼ばれる日も近いのかもしれない——と、ビッグサイズのサラダボウルをつまみながら店員を見つめるのであった。 * 友人に連れられて、江戸川橋にあるサラダボウル専門店...
(もしかして、外国籍なのか・・?) 交付された決定通知書に書かれた氏名を眺めながら、わたしは嫌な予感がした。この手のトラブルは、もう何回目だろうか——。 なんの話かというと、社会保険(厚生年金...
滅多に使うことのないJR代々木駅で降りたわたしは、友人からの連絡を待っていた。 それにしても、この代々木駅というところは予想以上にヒトで賑わっている。大したランドマークがあるわけでもなさそうだが、新宿の隣だ...
「それ、ウチの旦那と同じこと言ってる」 友人は、口を尖らせながら不満げにそう答えた。なんの話かというと、いわゆるバーモントカレーのような「日本特有のカレー」において、カレールーにとろみがあって、むしろボタボ...
本日の最終列車である、東海道新幹線ひかり666号に滑り込んだわたしは「間違いなくツイている」と確信した。なんせ、666はわたしの本質を示す数字であり、たまたま間に合った新幹線の列車番号がこれであることが、何...
筋肉質なフォルムの見慣れぬ来訪者に対して、ボリュームたっぷりのヒップを向けつつ警戒心を高めるオンナがいる——その名は、マロン。 そんなピリピリした彼女の心を溶かすには、こちらも本能をさらけ出す必要がある・・...
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