日本からきた黒帯の女性
わたし自身が「柔術の黒帯でよかった」と思ったことはないが、ラスベガスに来て初めてそう感じる瞬間があった。それは、13歳の少女(といっても身長の高い大人びた女子で、しかしながら帯の色は黄色であり、正真正銘のキ...
わたし自身が「柔術の黒帯でよかった」と思ったことはないが、ラスベガスに来て初めてそう感じる瞬間があった。それは、13歳の少女(といっても身長の高い大人びた女子で、しかしながら帯の色は黄色であり、正真正銘のキ...
くどいようだが、わたしは今ラスベガスにいる。もはや、ここで暮らしているといっても過言ではない——などというと、至れり尽くせりでわたしの世話をしてくれている友人に対して失礼だが、とはいえこのカラッとした気候が...
(結局、生きる環境によってたくましさは身につく・・というか、生き抜ける者しかここには残れないんだろうな) ラスベガスで暮らす日本人女性二人と話をしながら、それぞれの持つ”異なるたくましさ”をひしひしと感じる...
ラスベガスに来て早一週間が過ぎた。相変わらずUFOは目撃していないが、もうそろそろ遭遇するんじゃないか・・と、密かに期待をしているところではある。 そんなわたしに、突如”とある変化”が起きた。それは何かとい...
——まったくもって納得がいかない。 わたしは今、非常に怒っている。なぜなら、社労士が諸々の届出を電子申請した場合、届出内容の審査が終わり決定通知書として発行される公文書を取得し、それをダウンロードして顧問先...
午前5時過ぎ、わたしは夜と朝の狭間に立っていた。よくよく考えると日本にいてもこの時間帯は起きているのだが、アメリカの朝はあまりにはっきりしている。明暗のコントラストというか朝の力強さというか、迫りくる圧倒的...
負けるつもりで試合に挑むバカはいないが、それでも負けたほうが学びは多いのは間違いない。明らかな実力差で負けようが誤審で負けようが、負けは負け。そして、優勝以外は必ず負けを経験するので、初戦で負けようが決勝で...
アメリカへ来てまで試すことではないが、それでもわたしは自分の可能性というか、「生き物としての強さ」を確かめるべく、一か八かの勝負に出た。 それは、極論を言えば死ぬか生きるかの挑戦になるが、「きっと勝てる」・...
というわけで、わたしは今ラスベガスにいる。そして、友人宅の庭に椅子を持ち出し、深夜の夜空を眺め・・いや、にらみつけながら、今か今かとUFOの出現を待ちわびているのだ。 ここネバダ州は、UFOの目撃情報が世界...
(あぁ、わかる・・どれほど焦っているのか、どれほどイラつき狼狽しているのか、手に取るようにわかるぞ) 車道へ身を乗り出すスーツ姿の女性が、炎天下を考慮したとしても、なぜあんなに大量の汗をかいているのかがわた...
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