店舗名に翻弄され遅刻した私から、スタバ本部へクレームしたい件が・・

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今日ほどスターバックスを恨んだことはない。何故にこのような分かりにくい・・いや、あまりに酷似した店舗名にしたのか、責任者の胸ぐらを掴んでユサユサしながら問いただしたいくらいに、わたしは怒っている。なぜなら、そのせいで今日もまた、約束の時間に遅刻してしまったのだから——。

 

昨日と今日(1月22日、23日)の二日間、スターバックス®リワードの会員のみが先だって「ルビーショコラ・シンフォニー・フラペチーノ®」を飲むことができる・・というわけで、スタバをサテライトオフィスだと豪語するわたしは、言われるまでもなく先行販売されたこのフラペチーノを注文した。

不思議なもので、通常のシーズナルドリンクとしてこれが紹介されていてもさほど興味はないが、会員だけの先行販売・・と聞いた途端に購買意欲を刺激されてしまうあたり、至極単純な性格といえる。

そこでわたしは、待ち合わせをしている友人へも手土産で持って行こうと、得意のモバイルオーダーでルビーショコラ・シンフォニー・フラペチーノを二つ購入した。もちろん、ショットを追加したりシロップやパウダーの量をいじったりと、毎度おなじみの"カスタマイズ"を抜かりなく選択し、待ち合わせ時刻の5分前にピックアップする予定で電車へ乗り込んだ。

 

それにしても、モバイルオーダーは本当に便利である。店頭で並んで注文する場合、店が混んでいると受け取るまでに10分近くかかってしまうところを、モバイルオーダーで事前注文しておけば、受け取りカウンターでサッと回収して終わりなわけで、無駄な時間を完全に省くことができる。

しかも待ち合わせ場所のはす向かいにスタバがあるわけで、こんなタイムリーかつ省エネで新商品の先行販売にありつけるとは、わたしのみならず友人もラッキーじゃないか——。

 

こうして、無駄なく時短を達成したわたしは、ピックアップ場所である「青山骨董通り店」へと足を踏み入れた。

 

 

受け取りカウンターの前に立ったわたしは、咄嗟に嫌な予感に襲われた。フラペチーノの他にもコーヒー等を注文したため、手提げの紙袋を二つ受け取るはずだったが、通常ドリンクが置かれている場所には、紙袋はおろか手持ちのドリンクすら見当たらない。

(じつはまだ、わたしの注文が出来がっていないのでは・・)なんて都合のいいことは起こりえない。なぜなら、モバイルオーダーをしたのは今から15分前で、およそ5分後には受け取ることができると予め知っていたのだから。

 

それでも一縷の望みを胸に、店員へ尋ねてみた。

「あの、手提げ二つ分モバイルオーダーしたんですが・・」

すると店員は、

「マコさん、サツキさんですか?」

と、二人のオーダー主の名前を挙げたが、当然ながら赤の他人である。そこでわたしは"嫌な予感"の核心を突くであろう質問を投げてみた——ここって、青山骨董通り店ですよね?と。すると店員は、眉毛をハの字にしなが申し訳なさそうにこう謝罪した。

「お客様、紛らわしくて申し訳ありません。ここは”南”青山骨董通り店でして、青山骨董通り店は骨董通りの入り口にある店舗なんです・・・」

 

案の定、嫌な予感は的中してしまった。——そう、この店舗は紛れもなく骨董通り沿いにあるが、どちらかというと骨董通りをしばらく歩いたところ・・つまり、通りの奥に位置する。一方、表参道駅近くの"骨董通り入り口"にも確かにスタバがあり、信じたくはないがあちらが正真正銘「青山骨董通り店」であり、わたしがモバイルオーダーで注文をした店舗なのだ。

どちらも住所は港区南青山5丁目、かつ、骨董通り沿いに位置するが、通りの入り口にあるのが「青山骨董通り店」で、通りの奥にあるのが「南青山骨董通り店」というわけで、頭に「南」が付くかつかないかで往復10分の貧乏くじを引かされてしまうのだ。

 

それより何より、わたしはショックを受けていた。それもそのはず、約束に間に合うように計画を立ててミスなくここまでやって来たというのに、ドリンクを受け取る店舗の名称が紛らわしかったことで、歩いて来た道を戻らなけばならない——それすなわち、「完全なる遅刻」を意味するのだから。

スタバへ寄っても間に合うだけの時間とルートを選択したにもかかわらず、店舗名に翻弄された挙げ句に、いつもの如く遅刻したのでは友人に顔向けができない。手土産があるにせよ、これでは遅刻の事実は覆らないじゃないか——。

 

 

スタバさん、せめて「骨董通り入り口店」と「骨董通り奥のほう店」くらい、分かりやすい名称にしてもらえないだろうか。

 

llustrated by おおとりのぞみ

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