あっという間に、弊コラムは4年目を迎えました。
あっという間といえばそうかもしれないが、その分、加齢により刻一刻と死へと近づいているわけで、そんな現実から目をそらすべく、もっとゆっくり三年目を終えたい気持ちもあった。 だが時は容赦なく進み続けるし、気がつ...
あっという間といえばそうかもしれないが、その分、加齢により刻一刻と死へと近づいているわけで、そんな現実から目をそらすべく、もっとゆっくり三年目を終えたい気持ちもあった。 だが時は容赦なく進み続けるし、気がつ...
マジか、なにも変わってなかったんだ——ー。 Netflixで世界中に独占配信されている「THE DAYS」というドラマを見て(この件は、作品内には出てこないが)、思わずこぼれた感想だった。これは、12年前に...
電話口で「なんかハァハァ言ってるんだけど」と、大きな勘違いをされたわたし。それもそのはず、朝起きたら声が出なくなっていたのだ。 * ”変態社労士”のレッテルを貼られたであろうわた...
朝の8時半過ぎ、滅多に鳴らないガラケーがブルブルと騒ぎ始めた。寝床へはスマホのみ持ち込んでいるので、窓際のデスクの上でガラケーが一人、不穏な振動を発生させている。 この時間帯にかかってくる電話は、百パーセン...
わたしにとって非常に恐ろしい事件が起きた。だがそれは、あくまで個人的に恐ろしいだけで、世間一般では「その程度のことで騒ぐなよ」というレベルの話。そのため、誰かに相談することもできず、ただただ恐怖に怯えている...
というわけで、眼瞼下垂手術を終えた翌朝、母は早くに起床すると「オンライン診療」の準備に入った。いやいや、10時にドクターから着信があるんだから、なにも朝から身支度を整えて、スマホをセットする必要などないだろ...
本日、母が「まぶたを持ち上げる手術」を行った。これは、眼瞼下垂(がんけんかすい)手術というもので、年齢とともに衰えていくまぶたを支える筋肉や腱を、まぶたの内側から引っ張り上げてやるのだ。 術前検診で、母のま...
(自分が労働者ならば、やはりコッソリ秘密にしておくだろうな・・・) 根っからの悪党であるわたしは、顧問先からの相談を受けながら内心こう思っていた。あぁ、わたしが労働者じゃなくて本当によかった——。 なんの話...
「資料の準備もばっちりです。服装も、一張羅で決めてきました!」 清潔感のあるネイビーのスーツに身を包んだ後輩が、威勢よく胸を叩きながら宣言した。彼らはこれから大手企業との商談に向かうところである。20代の後...
想像したらかなり笑える光景だが、これはたしかに効果覿面(てきめん)である、と思わざるを得ない「対処法」を教わった。 わたしは殊に物音に敏感な性質である。カフェや雑踏でのガヤガヤ音は気にならないが、本来あるべ...
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