保険薬局をたずねて三里(さんり)
わたしは今日、もしも"池袋の七不思議"というものが存在するならば、間違いなくその一つにカウントされるであろう怪奇現象を発見した。それは、駅東口周辺で、処方箋を受け付けてくれる「保険薬局」が非常に少ないという...
わたしは今日、もしも"池袋の七不思議"というものが存在するならば、間違いなくその一つにカウントされるであろう怪奇現象を発見した。それは、駅東口周辺で、処方箋を受け付けてくれる「保険薬局」が非常に少ないという...
面白いことを言って相手を笑わせようとして、わざとそれができる者はプロだと思う。なぜなら、作り込んだ面白さというのは、余程のレベルでなければ逆につまらなくなるからだ。 そう考えると、「芸人」という職業が努力だ...
ハリー・ポッターという作品にまったく興味のないわたしだが、米国から一時帰国した友人に誘われたので、渋々・・いや、興味津々で赤坂Bizタワーを目指した。 「Harry Potter Cafe」というものが存在...
色んなことが上手くいかないとき、それは土砂崩れのように容赦なく積み重なっていくものだ。仕事がうまくいかない、趣味がうまくいかない、対人関係がうまくいかない、体調管理がうまくいかない、人生がうまくいかない——...
お気に入りのパン店の一つに、ゴントラン・シェリエというフランス発祥のベーカリーがある。 店の名前でもあるゴントラン・シェリエ氏は、ノルマンディー出身の四代目ブーランジェ・・と聞くと、カタカナの羅列だけもオシ...
(・・さ、寒い) 三月末の某日、もうすでに春の到来を察知したわたしは、冬物の衣服をすべてクリーニングに出した。なんせ、日中の最高気温が25度という完全なる春の陽気だったため、"思い立ったが吉日"という言葉に...
いよいよ3月もラストということで、社労士たるわたしにとって、毎年恒例となる"とある大仕事"のタイムリミットでもあった。それは、サブロク協定の届出という作業だ。 サブロク協定とは、労働基準法第36条(時間外及...
わたしは今、洗面所でうずくまっている。体調不良で倒れているわけでも、タンスの角に小指をぶつけた痛みでへたり込んでいるわけでもない。 では、なぜこんなところでうずくまっているのかというと、あまりの寒さに耐えき...
"師匠"という存在はやはり特別なのだ・・と、改めて思い知らされる出来事があった。 わたしは未だによく分かっていないが、「いい音」と「そうでない音」との違いを確実に聞き分けて伝えてくれるのが、半年前から師事し...
いよいよ春がきた——。 目が覚めると同時にわたしはそう確信した。なぜなら昨晩、ベランダのドアを開けっ放しにしたまま、寒さを感じることなく朝を迎えることができたからだ。 打ちっ放しのコンクリートでできたわが家...
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