新たな能力の開花、だが無能。
(まさか、あらたな能力に目覚めたのではなかろうな・・) 自宅のトイレへピットインしたわたしは、どこからともなく聞こえる・・というか響いてくる"スマホのバイブレーション音"を察知した。だがここへはスマホを持ち...
(まさか、あらたな能力に目覚めたのではなかろうな・・) 自宅のトイレへピットインしたわたしは、どこからともなく聞こえる・・というか響いてくる"スマホのバイブレーション音"を察知した。だがここへはスマホを持ち...
そういえば、年末のラスト二日はいいこと尽くしだった。 まずは30日——。つきたてのモチを手に入れたことで、一足早く正月気分を満喫することができたわたし。なんせ、わたしが無類のモチ好きであるのを知っている友人...
わたしの誇るべき(もしくは、恐るべき)能力の一つに「忘却力」がある。ちなみに、忘却力・・と一口に言っても、じつは二種類あるのだ。まず一つは、単純に過去の出来事を忘れるだけの忘却——。 「いやいや、そんなの能...
(・・ついにきた。待ちに待った瞬間が、ついに!!) わたしは、ショックよりも歓喜に満ちていた。 本来ならばガッカリするべき事態だが、わたしは違う。こうなることを見越して選んだわけで、こうなるこ...
「空間認識能力に自信がある」と豪語した後輩は、ゴリゴリの理系出身で大学院まで学びと研究を貫いた強者(つわもの)。これならば期待できる——と踏んだわたしは、未完成の「はずる」を二つ、手渡したのであった。 はず...
わたしは痛みに強いほうだが、その理由の一つとして「心地よい痛み」を知っているからではないか・・と考察する。たとえば今、西宇和から送られてきたみかんを食べているのだが、舌の左側が切れているためみかんの汁が沁み...
アレはたしか、懸垂ができない非力なわたしのために友人がプレゼントしてくれたものだった。そして、何回か"懸垂っぽい動作"に挑戦してみたが、いかんせん体が重すぎて持ち上がらなかった——。 なぜこのような苦行を強...
大学病院に勤務する薬剤師の友人はこう言った。 「ドクターでもナースでも、医療従事者っていうのは"おせっかいなヒト"がやる職業なのよ。じゃなければ、病院という過酷な環境で"やりがい"を感じることなんて無理だか...
趣味嗜好が変わると、それらに付随するアイテムも不用になりがちなのは、仕方がないとはいえ勿体ないことである。とくに服装について、トレンドではなく好みの傾向が変わったりすると、大枚をはたいて買い込んだ高級な衣服...
「アタシ、妊娠したんだ」 突然の告白を受けて、更衣室に居合わせた女子たちは悲鳴に近い歓声を上げた。そして口々に「おめでとう」「ついに、よかったね」と、喜びを露わに駆け寄ってきた。わたしは無表情に「うん」と頷...
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