ジュッカン
社会人一年目、わたしが初めて覚えた言葉は「ジュッカン」だった。 初めて覚えたというか、初めて聞く言葉だったので記憶に残っている、と言ったほうが正しいかもしれない。 いずれにせよ、そのインパクトと略し方のカッ...
社会人一年目、わたしが初めて覚えた言葉は「ジュッカン」だった。 初めて覚えたというか、初めて聞く言葉だったので記憶に残っている、と言ったほうが正しいかもしれない。 いずれにせよ、そのインパクトと略し方のカッ...
東京の外れに住む兄(仮名)から、彼の自宅で育ったキウイフルーツが届いた。 縦長の小ぶりな果実が25個ほど、小さくカットされた新聞紙に一つずつ包んで詰められている。 本格的なキウイ農家かと思いき...
「いまどきの若い子って、干支(えと)が言えないんだって」 友人がそう教えてくれた。しかしこれはある意味「当たり前」といえる。 世界の流れとしてペーパレスからのデジタル化が進み、日本独自の習慣で...
今日は朝から用事があったため、家を出るときの気温は一桁だった。 極寒というわけではないが、そもそも12月に入っているため、真冬といっても嘘にはならない時期である。 暑すぎるか寒すぎるか、どちら...
付き合っているオトコを捨てるのは簡単だが、安物とはいえ、わざわざ買った日用品を捨てることに圧倒的な躊躇を覚えるわたし。 「安物なんだから、買い直せばいいじゃないか」 たしかにその通りである。 ...
若手職人の心の声 (・・・やっぱ届いてない) これだから年寄りは困る。オレたちデジタルネイティブ世代からすると、SNSを使えない時点でコミュニケーションは難しい。 対面や電話なん...
わたしは断じて、痛みに弱いほうだとは思わない。むしろ強いほうだと自負しているわけで、たかが男の指ごときで泣き言などいってられないのである。 しかし、ギュッとつぶった目蓋の端からは、一筋の温かな...
滅多に電話に出ないわたしだが、この時間帯の電話は訳あって、積極的に取ることにしている。 時刻は午後7時過ぎ。わたしの携帯に登録のない番号からの着信。 これは間違いなく、ソレ系だろう――。 「あ...
わたしにとって「晩飯のおかず」といえば、焼いた肉こそが最高の贅沢であり、これ以上の対抗馬は現れないだろう。 決して京都をバカにするわけではないが、「お麩こそが最高どすえ!」だなんて、まぁ普通に...
貧乏暮らしの代名詞といえば、風呂なし共同トイレのボロアパートだろう。そしてこの場合、高確率で洗濯機置き場もない。 トイレ同様、共同の洗濯機があるかもしれないが、他の居住者とかぶれば洗濯ができな...
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