果物ランキング下位のスイカ
念のためハッキリさせておくが、わたしが好きな果物は、桃と葡萄と苺と梨である。もちろん、果物全般になんでも好きだが、その中でもどれが好きかと言われれば、この4種類が挙げられる。 さらに、桃の中で...
念のためハッキリさせておくが、わたしが好きな果物は、桃と葡萄と苺と梨である。もちろん、果物全般になんでも好きだが、その中でもどれが好きかと言われれば、この4種類が挙げられる。 さらに、桃の中で...
凡庸な小市民であるわたしにとっての、ここ最近の楽しみといえば「スイカを食べること」だ。 スイカといえば、シャクシャクの歯ごたえとジューシーな果汁が特徴である。そして食べても食べてもまだ詰め込める、果肉の95...
もしも戦闘に巻き込まれた場合、もっとも恐ろしいのは「武器を失ったとき」だ。 素手で戦うならば力やスピード、そして技術と経験がものを言う。だが、そこに棒や刃物が加わったならば話は変わる。さすがに生身の人間が武...
地下鉄に乗るとき、わたしは予め乗り降りに有利な車両を選ぶことにしている。言い換えれば、目的地に最短でたどり着ける経路を選びたいので、そのためにも乗り換えなり出口なりへ無駄なく移動できる車両に乗るのだ。 とく...
(これって、ペヤングソース焼きそばじゃ・・・) まさか、と思うほどの安定感で満たされたそのカップ焼きそばは、パッケージを見なければペヤングだと思っただろう。なんせわたしは高校時代、「ペヤング」と陰口を叩かれ...
(なんだなんだ!?ものすごい数の人間とスーツケースが逆流してくるじゃないか!) ほとんどの場合、時間ギリギリに間に合うか、あるいはギリギリ遅刻するかの瀬戸際で戦っているわたしは、かなり焦った。なぜなら羽田空...
(とりあえず、この世を去ってまで苦痛に襲われるのは避けたいから、読んでおこうか・・・) わたしはとある一冊の本を開いた。鮮やかな赤色とゴールドで飾られた、縁起の良さそうなその本のタイトルは「地...
わたしは、自他共に認める料理下手である。友人から、 「こんなこと言ったら失礼だけど、予想をはるかに超える突き抜け方だよね」 と苦笑されるほどだ。 そりゃそうだ。火が怖いのでガスコンロが使えなかったり、食器洗...
「白金の用心棒」と恐れられ、いや、頼られているわたしは、少し前に建設を終えた巨大超高層ビル「白金ザ・スカイ」の一階にオープンした「リンコス」の様子をうかがいに店の入り口を跨いだ。 白金ザ・スカイとは、白金一...
知らぬ間に大切な何かを落とした場合、運が良ければ落とした場所にあるかもしれないが、それが価値のあるものだったり金目のものだったりすれば、数分後には姿を消しているだろう。 それでも、落とし物を見つけた人間が良...
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