タンブラー部、新入部員による活動報告
(アツッッッ!!!!) 口の中に留めて置くことができないほど熱々のアーモンドラテを、タンブラーに戻すか胃袋に流し込むか迷った末に、わたしはゴクリと一気に飲み込んだ。 ——おかしい。いつも通り「ぬるめ」とオー...
(アツッッッ!!!!) 口の中に留めて置くことができないほど熱々のアーモンドラテを、タンブラーに戻すか胃袋に流し込むか迷った末に、わたしはゴクリと一気に飲み込んだ。 ——おかしい。いつも通り「ぬるめ」とオー...
「誰が書いたのか…っていうのも、重要な要素だと思いますよ」 旧帝大卒、高橋一生似の容姿を持つ後輩が、真面目な顔でそう言い放った。ことの発端は、わたしの書くコラムを読んだ人はほぼ全員「面白い」と言ってくれるの...
「あぁー、それは食べちゃダメー!って、思わず声に出しちゃいましたよ」 笑いながら後輩がそう言った。なんのことかというと、過去にわたしが食べた「霜がこびりついたキュウリ」のコラムを読んだときに、思わず制止させ...
(・・まぁ、仕方ないか) この一言で割り切るしかない・・・という時がある。無理なものは無理だし、そこにこだわったところでどうしようもないのに、分かっていて固執するほど無駄で無意味なこともない。 しかし、普通...
今日はなにかと「緑色」に縁のある日だった。 「緑といえばなにを思い出す?」と聞かれれば、心が荒んだわたしは「カビ!」と即答するのだが、見方によっては「カビの緑」と「抹茶ラテの緑」とで、そこまでの違いはないと...
LINEが人気である理由の一つに、スタンプの存在が挙げられる。 今どきどんな通信手段を使おうが、インターネットの世界に情報を流した時点で、それは世界中にだだ漏れである。それらを危惧してか、SNSを使って重要...
(・・・ん?爆発?) * 白金高輪駅の改札を出たわたしは、長いエスカレーターで地上を目指していた。 そういえばさっき、電車を降りる際にわたしを押しのけて先に降りたジ...
「朝メシ食べた?」 打ち合わせに向かう途中、明らかに腹が減った表情の牧田が尋ねる。時刻は11時過ぎ、朝飯には遅すぎるし、昼飯にはまだ早い。しかも14時からランチの予約をしてあるわけで、この中途半端な時間に何...
わたしはカピバラが好きなので、生身の彼ら彼女らと触れ合うべく現地参戦することがある。そして、カピバラのみが展示されている場所ではなく、その他たくさんの動物もいるところ――たとえば動物園など――に行くと、様々...
澄みきった青い空、勢いのある眩しい太陽――。なんと爽やかで気持ちのいい朝だろう。 しかしここ最近、朝が訪れる時間がかなり早まっているのが気になる。外壁がコンクリートとガラスの我が家には、2メートル超の大型ブ...
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