私は脳内に獄門彊(ごくもんきょう)を所持しているわけで
わたしの誇るべき(もしくは、恐るべき)能力の一つに「忘却力」がある。ちなみに、忘却力・・と一口に言っても、じつは二種類あるのだ。まず一つは、単純に過去の出来事を忘れるだけの忘却——。 「いやいや、そんなの能...
変わたしの誇るべき(もしくは、恐るべき)能力の一つに「忘却力」がある。ちなみに、忘却力・・と一口に言っても、じつは二種類あるのだ。まず一つは、単純に過去の出来事を忘れるだけの忘却——。 「いやいや、そんなの能...
まとも先日、若くしてこの世を去った友人の葬儀に参列した。当日は、友人の他にも同じ時間帯に十人ほどの葬儀が行われており、葬儀場内は大勢の参列者で溢れかえっていた。 しかし、われわれのエリアの人口密度が最も高く、それ...
変(・・ついにきた。待ちに待った瞬間が、ついに!!) わたしは、ショックよりも歓喜に満ちていた。 本来ならばガッカリするべき事態だが、わたしは違う。こうなることを見越して選んだわけで、こうなるこ...
変「空間認識能力に自信がある」と豪語した後輩は、ゴリゴリの理系出身で大学院まで学びと研究を貫いた強者(つわもの)。これならば期待できる——と踏んだわたしは、未完成の「はずる」を二つ、手渡したのであった。 はず...
変わたしは痛みに強いほうだが、その理由の一つとして「心地よい痛み」を知っているからではないか・・と考察する。たとえば今、西宇和から送られてきたみかんを食べているのだが、舌の左側が切れているためみかんの汁が沁み...
変アレはたしか、懸垂ができない非力なわたしのために友人がプレゼントしてくれたものだった。そして、何回か"懸垂っぽい動作"に挑戦してみたが、いかんせん体が重すぎて持ち上がらなかった——。 なぜこのような苦行を強...
変大学病院に勤務する薬剤師の友人はこう言った。 「ドクターでもナースでも、医療従事者っていうのは"おせっかいなヒト"がやる職業なのよ。じゃなければ、病院という過酷な環境で"やりがい"を感じることなんて無理だか...
変趣味嗜好が変わると、それらに付随するアイテムも不用になりがちなのは、仕方がないとはいえ勿体ないことである。とくに服装について、トレンドではなく好みの傾向が変わったりすると、大枚をはたいて買い込んだ高級な衣服...
食いしん坊クリスマスといえば、やはり"シュトレン"だろう。 シュトレン(Stollen)はドイツ・ドレスデン生まれの伝統菓子。洋酒に漬けたドライフルーツやナッツを練り込んだ生地を発酵させて焼き上げ、表面に溶かしたバタ...
まとも英語圏の友人と話していて、「とはいえ、これは学びようがないな・・」と思うことがあった。それは、スラングの使い方についてだ。 スラングとは俗語のことで、大幅に短縮したり本来の意味からは想像もつか...
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