石ころの汚れを落とす守銭奴職人
わたしは昔から、他人に何かを教える・・という行為が嫌いだった。そのため、学校教諭の職に就いていた父親に対して、一度も「素晴らしい」とか「羨ましい」という感情を抱いたことはない。だが周囲の大人は、 「将来はお...
わたしは昔から、他人に何かを教える・・という行為が嫌いだった。そのため、学校教諭の職に就いていた父親に対して、一度も「素晴らしい」とか「羨ましい」という感情を抱いたことはない。だが周囲の大人は、 「将来はお...
(言葉が存在しない・・というより、文化的な概念なのかな) とある会話を聞いていて思ったことがある。何かに挑戦する者に対して、われわれ日本人が使う言葉として有名なのは「がんばれ!」だが、この一言に込められた想...
結局のところ、ヒトはヒトに反応し影響し感化されるものなのだ。しかもネガティブな部分に関しては、いつだって対象は「ヒト」と決まっている。その証拠に、ペットや野生動物が原因で、傷ついたり腹を立てたりすることは極...
友人は笑顔でこう言った。「二番目でも三番目でもいいの。好みの顔を間近で見られるなら、私だけのものにしたい・・なんて思わないんだ」——と。 一般的には、恋人あるいはパートナーというのは互いに一人...
試合や大会の醍醐味というのは、どんなに日頃から慣れ親しんだ行為だったとしても、”本気であればあるほど緊張するところ”にある。言うまでもないが、いったいどこの誰が好きこのんで緊張などしたいと思うだろうか。でき...
わたしは、出来ないことがあったら「そのまま放置する」ことにしている。放置・・というと聞こえが悪いが、どちらかというとわたしは"すぐに出来るタイプ"のため、逆を返すと「すぐに出来ない」イコール「ずっと出来ない...
あぁ、これからはこのやり方が主流になるのか——と思う出来事があった。ある友人から、当人の性質について哲学的な相談を受けた際、何時間にもおよぶ長文のやり取りの末に「AIに聞いてみたら、今日の総括みたいな答えが...
先日、若くしてこの世を去った友人の葬儀に参列した。当日は、友人の他にも同じ時間帯に十人ほどの葬儀が行われており、葬儀場内は大勢の参列者で溢れかえっていた。 しかし、われわれのエリアの人口密度が最も高く、それ...
英語圏の友人と話していて、「とはいえ、これは学びようがないな・・」と思うことがあった。それは、スラングの使い方についてだ。 スラングとは俗語のことで、大幅に短縮したり本来の意味からは想像もつか...
ヒトは誰でも年をとる。そして誰だって「老いたくない」と思っている。それでも残酷にも時は過ぎ、また一つ年をとるわけで、どんなに抗っても目を逸らしても容赦なく突きつけられる現実からは、逃れることはできないのであ...
最近のコメント