あんこ憎けりゃ汁まで憎い(純愛モチストーリー)
「モチを食べに行かないか」 私をデートに誘うなら、このセリフで決めてもらいたい。 私はモチが好きだ。 モチの安全を確保するためには、たとえ赤福であろうが容赦なく救出作戦を敢行するほどに、モチが...
「モチを食べに行かないか」 私をデートに誘うなら、このセリフで決めてもらいたい。 私はモチが好きだ。 モチの安全を確保するためには、たとえ赤福であろうが容赦なく救出作戦を敢行するほどに、モチが...
一人で居酒屋に来ている。 居酒屋なんて場所は一人で来るところだ。 食べ物が美味いわけでも、酒が美味いわけでもない。 開放的な空間でもなければ、刺激的なイベントもない。 ではなぜ居...
真冬の射撃は骨身にこたえる。 考えてもみてほしい。 雪こそ散らついていないにせよ、外気3度の寒空の下、なにが楽しくてターゲットを外すのか。 こちらは一度たりとも「外してもいい」などと思いながら...
極東アジアの冬は厳しい。マイナス50度のシベリアと比べるのはナンセンスだが、つい先日まで20度近くあった日中の気温が最高でも一桁台となると、迂闊に外を徘徊できない。無意識に漏れるため息は白く、真冬の到来を感...
「社労士になったとき、どうやって仕事を覚えたの?」 友人から尋ねられた。 私がこの仕事を始めるまで、社労士という職業があることを知らなかったし、受験勉強をしていてもどんな仕事をするのかイメージ...
生理現象を我慢することはなかなか難しい。 難しいどころか、最終的には無理だろう。 しかし、命を賭して任務に就く兵士や暗殺者、ボディーガード、テロリストらはそんな悠長なことなど言っていられない。...
海外へ行くと、毎回、真剣に考えることがある。 とくに英語の通じない国へ行くと、より現実的に悩む。 「もし帰国できなかったら」 この人生を左右するであろう大問題について、渡航中ずっ...
世間は今日から師走。 12月といえば雪の降る季節だが、近ごろは外国人や小太りの半袖姿を見かける。 地球温暖化というやつか。 あのぺしゃんこに干からびたミミズは、もはや跡形もなく消え去った。 &...
格闘技にケガはつきもの。 だが私はフィジカルに恵まれているため、柔術と出会ってからの3年間は大ケガとは無縁に過ごしてきた。 人によっては「それ結構なケガだよ」という場合もあったかもしれないが、...
齧歯類(げっしるい)最大といえばカピバラ。 温厚な見た目によらず、じつは厳つく雄々しいのではないかと期待しながらの初対面。 その結果、土砂崩れの塊のごとく微動だにしない、単なる置き物だった。 ...
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