ワールドマスターの試合直後に待ち受ける"真の戦い"に震える私
わたしは今日、幸いにも柔術の試合でメダルを手に入れることができた。毎年この時期にラスベガスで開催される、ワールドマスター柔術チャンピオンシップにて、階級別で準優勝/無差別級で優勝という結果を残すことができた...
わたしは今日、幸いにも柔術の試合でメダルを手に入れることができた。毎年この時期にラスベガスで開催される、ワールドマスター柔術チャンピオンシップにて、階級別で準優勝/無差別級で優勝という結果を残すことができた...
今日はなにかと"勝ち負けを競う者"が多い日だった。わたし自身は何一つ競っていないが、目にするあるいは耳にする話題といえば「勝ち負け」のことばかり。そして残念ながら、記憶に残る勝負はすべて「負け」だった。 じ...
突然だが、無数の細かいトゲが皮膚に刺さる経験はあるだろうか? 田舎の草むらを歩くと、無数のバカ(オナモミやセンダングサのような、先端の尖ったトゲのある植物。ちなみにオナモミのトゲは、マジックテープのヒントと...
わたしはブラジリアン柔術というスポーツを嗜んでいるが、わたしの師匠は恥ずかしがり屋である。なんせ過去には、試合会場にいるにも関わらず、わたしの試合が行われている最中に、会場の隅っこで静かに寝ていたのだから—...
わたしは欲に忠実なニンゲンである。そのため、歩いている途中で食べ物のいい匂いが漂ってきたら、それに逆らうことなどできない。 どんなに遅刻ギリギリだったとしても、なんらかの言い訳を作って食べ物の列に並んでしま...
「ビースト、ピットイン!!」 猛獣使いの命令がわたしの脳みそを震わせた。——すぐさま、自分の巣へ戻らねば!!! 実際にかけられた言葉は「リターン・トゥ・ローデッド・ビースト!」だったが、巧者に...
「お、攻めてるねぇ」 道着チェック担当の男性が、やや驚きながらそう呟いた。——否、わたしは攻めてなどいない。 お気に入りの一張羅であるKINGZの道衣を、購入したそのままの状態で着用しているだ...
さすがに顔には出さなかったが、内心わたしは震えた。 アタマの悪いただのデブだと思っていた相方が、まさか一度の説明で柔術のテクニックを再現してしまうとは、出会って10余年でもっとも驚かされた瞬間だった。 ——...
知らぬが仏・・じゃない、「知らないというのは怖いことだ」と、改めて感じる出来事があった。 そもそも、自分とは縁のない世界のことなど、知ろうとも思わないし知ったところですぐに忘れてしまうのが、わたしという生き...
学生時代以降、わたしは組織に属していた期間が短いので、自分の考えが絶対的に正しいのかどうかは分からないが、それでも社会人として感じる「他社の人間との接し方」について、およその指標は持っている。 わたし自身の...
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