膣トレ!

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男性にはなじみの薄いワードだろうが、女性にとっては重要な意味を持つトレーニングが存在する。

 

その名は「膣トレ」。

 

もし膣トレのコンテストがあったら、何をもって評価するのか興味がある。

 

とりあえずの話の発端は、VIO(デリケートゾーン)の黒ずみをケアするクリームの話題からだった。

色素沈着を緩和させるための専用クリームがあるのだが、

「それは中まで塗るの?」

と、私が質問したあたりから方向が膣へと向かった。

 

「知り合いがさ、膣トレのトレーナーなんだ」

そうか、膣も筋肉でできているのか。

 

「出産後って、骨盤底筋がダメージを負ってるから大変なんだよ」

なるほど、出産という大仕事を終えた骨盤底筋は伸びて傷ついている。

その収縮を促すためにも、ママたちは膣トレに励むそうだ。

 

「おしっこしてて止められないとか」

にわかに信じられないが、それこそが筋肉が伸びてしまうということなのだろう。

 

「膣の位置が正しいと、生理痛が緩和されたり、セックスの感度が上がったり、いいことしかないんだって」

そんないいこと尽くしならば膣トレすべきだろう。

 

早速ネットで「膣トレグッズ」を検索する。

驚くことにラインナップが豊富で、素材も「医療用シリコン」など配慮されている。

(どうやって筋トレするんだ)

説明を読むと、膣トレ用のボールには50~60グラムの重りが入っており、それを膣の中に入れ、落とさないようにキュッと絞めておくことでトレーニングとなるらしい。

重たいのは100グラムを超えるものまでである。

 

(トレーニング中、道をノシノシ歩いて膣トレボールがボトっと落ちたら、どうするんだろうーー)

 

そんな余計な心配はさておき、友人の話でショッキングだったことがある。

「歩いてると、子宮が下がってくるのがわかるんだって」

・・・。

「寝転んで足を天井に向けると、子宮がお腹のほうに動くらしいよ」

マジか。

そんな感覚、味わったことがないから共感できない。

だがどうやらその状況は事実のようで、膣トレの重要性を補うに足るショッキングな内容だった。

 

膣=インナーマッスル。

昨今、インナーマッスルを鍛えるトレーニングが人気だが、その延長線上に膣トレが出現したのかもしれない。

残念ながら男性陣には鍛えることのできないパーツだが、ある意味、重要な目的を持つトレーニングとなるわけで、パートナーのいる男性はぜひとも温かい目で見守ってあげてほしい。

 

そして「デリケートゾーンのムダ毛処理」についても日本は遅れている。

 

欧米に多いハイジニーナ(無毛)は、例えばアソコのカタチや黒ずみなど、そもそもの違いがあるため日本人には不向きな場合がある。

そこまでツルツルじゃなくても、デリケートゾーンをスッキリさせる程度のケアだとしても、そういう文化は少し前までマイノリティかつ言葉にすることすら憚られていた。

 

それが今や、SNSやインターネット上で大々的に宣伝している。

むしろ、

「毛が生えてるほうが恥ずかしい」

という流れになってきた。

 

VIOのムダ毛処理の次は、膣トレーー

きっとそういう時代の流れになるだろう。

そうやって女性は強くたくましく鍛え上げられていくのだ。

 

 

Illustrated by 希鳳

 

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5件のコメント

施術もありますよねー
膣ハイフ
トレーニングめんどい人はありかもですね!

マジで??
ハイフって顔とかだけじゃないの??

今度、ハイフかサーマクールやろうと思ってるんだけど(顔)。
やったことある?

そうなんですよー窒ハイフなんてもんがあるんですよ~

私顔ハイフやったんですけど私の顔にはいまいち効果分からず…
ハイフかウルセラかは、この動画参考になりますよ!
https://www.youtube.com/watch?v=n8y3jxRCqls&t=328s
小顔って意味ならエラボトックスもいいかもですね!
エラボトックスやってみようかと思ってます私

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