芝本幸司という、超二流選手の話
トライフォース柔術アカデミーには、芝本幸司という柔術家がいる。偶然にも私は、トライフォース柔術アカデミーの溜池山王というチームに所属しており、芝本が護る新宿へも出稽古という形で足を踏み入れることができる。 ...
トライフォース柔術アカデミーには、芝本幸司という柔術家がいる。偶然にも私は、トライフォース柔術アカデミーの溜池山王というチームに所属しており、芝本が護る新宿へも出稽古という形で足を踏み入れることができる。 ...
これだから現金なんて持ち歩かないほうがいいんだ――。 私はいま台場のスタバにいる。そしてベンチのようなソファに腰かけて仕事を進めているのだが、さっきから私の左30センチ横にチラチラ光るものがあ...
季節や天候に左右される仕事といえば、土木や建設業もさることながら、農業・漁業といった自然相手の産業が思い浮かぶだろう。東京という土地柄、都心でこれらの産業に従事する労働者は少ないかもしれないが、たとえば練馬...
東京は摩訶不思議な都市だ。なかでも新宿は魔界である。 * 大学入学と同時に静岡から上京してきた俺は、都内の外国語スクールに就職して7年が過ぎる。人付き合いが得意なほうではないため、飲みに誘われても断り続けた...
単純な仕組みでできている私の身体は、毒を食べればすぐに腸が異変を示す。そしてすぐさま排出を行う。つまり、一般的に毒と言われるものでも、体調不良が起きなければ私にとっては毒ではないわけで、まずは口に入れてみる...
(麦飯だけで食うにはやや忍びない。かといって使えるアイテムはとろろくらいしかない。だがとろろのおかわりは有料なわけで、カネをかけずに麦飯を大量に食べる方法といえば、このとろろをうまく使い分けるしかない。果た...
たった一度の人生、後悔だけはするまいと決めている。何があっても自己責任、わたしが決めてわたしが責任をとるだけのこと。 「誰々の助けがあったから成功した」なんてことで、果たして心の底から喜ぶことができるのだろ...
この二日間で1,400キロもの大移動を果たした私。距離だけならば、自宅から北海道の稚内市、または鹿児島県の鹿屋市を訪れたくらいの遠さだが、注目すべきは移動手段だ。 今回、総距離の85%にあたる1,200キロ...
朝から車を走らせて、気がつけばもう夕方の5時。私はようやく兵庫県にたどり着いた。 目的地まではあと10キロ程度だが、先ほどから街の雰囲気がガラリと変わったことに胸騒ぎがする。なぜそんな僅かな変化を見逃さなか...
取材というと、一昔前はアポをとって対面しながら話を聞くのが当たり前だった。しかし今では、Web会議システムやSNSをつかって相手と間接的に対面しながらインタビューすることができる。 やはり「顔を見ながら話す...
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