敗金主義者
なんでもかんでも「カネ」に絡めて話をされると、とにかくイラっとくる。いわゆる「拝金至上主義者」の、カネでしかモノの価値を測れない視野の狭さにウンザリするのだ。 たしかに、カネはないよりもあった...
なんでもかんでも「カネ」に絡めて話をされると、とにかくイラっとくる。いわゆる「拝金至上主義者」の、カネでしかモノの価値を測れない視野の狭さにウンザリするのだ。 たしかに、カネはないよりもあった...
もしも戦闘に巻き込まれた場合、もっとも恐ろしいのは「武器を失ったとき」だ。 素手で戦うならば力やスピード、そして技術と経験がものを言う。だが、そこに棒や刃物が加わったならば話は変わる。さすがに生身の人間が武...
(とりあえず、この世を去ってまで苦痛に襲われるのは避けたいから、読んでおこうか・・・) わたしはとある一冊の本を開いた。鮮やかな赤色とゴールドで飾られた、縁起の良さそうなその本のタイトルは「地...
「白金の用心棒」と恐れられ、いや、頼られているわたしは、少し前に建設を終えた巨大超高層ビル「白金ザ・スカイ」の一階にオープンした「リンコス」の様子をうかがいに店の入り口を跨いだ。 白金ザ・スカイとは、白金一...
社会人になってずいぶん経つが、仕事終わりに飲むビールが、こんなにも美味いものだとは知らなかった。しかも終わりの見えない絶望的な作業が、完結せずともある程度の形にできた頃、あるはずのないビールが目の前に現れた...
わたしが精神的に幼稚なだけかもしれないが、この年になっても親からの注意喚起を素直に受け入れることができない。よく子どもが口にするセリフで、 「そんなこと言われなくてもわかってる!」 「今からやろうとしてたと...
目黒駅直結の駅ビル「アトレ目黒」に、新たなパンの店ができた。時間つぶしにブラブラしていたところ、パンのいい匂いに誘われて、そちらへ吸い寄せられたのである。 パンというのは恐ろしい。なぜなら、ある程度の離れた...
連日、早朝から選挙カーに安眠妨害されるわたしは、フラストレーションがたまりまくっている。そもそも、日の出とともに入眠し空腹により昼頃目覚めるわたしにとって、8時や9時はもっとも重要な時間帯といえる。 どんな...
他人との距離感というのが、とくに難しいご時世である。フィジカル環境だけでなく、SNSのようなデジタル空間での関係性というのも、大いに難しい世の中となってしまった。 挙句の果てには自分を隠し偽ってまで、その世...
今月より施行される労働基準関係法令のなかでも、イマドキっぽいのは「賃金のデジタル払い」だろう。 原則、給与として支払われる賃金は労働者へ通貨で直接支払うこと(労働基準法第24条)とされているが、労働者が同意...
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