港区における、自然かつ安全な「ナンパ」のしかた
これが異性だったら、わたしはナンパしたことになるのだろうか——。 近所にあるオープンテラスのカフェで、それはそれは愛くるしい黒パグを発見した。もちろん、飼い主と一緒であり迂闊に手を出すことはで...
これが異性だったら、わたしはナンパしたことになるのだろうか——。 近所にあるオープンテラスのカフェで、それはそれは愛くるしい黒パグを発見した。もちろん、飼い主と一緒であり迂闊に手を出すことはで...
(あぁ、こんな小さな存在にまたもや「してやられた」わけか) 部屋で一人「ギャッ」と叫んで後ろへすっ飛びながら、脳内ではこんなことを考えていた。そうだ、これはわたしにとって二回目の出来事なのだ——。 &nbs...
(・・なぜわたしだけなんだ) 秋の涼しさを感じながら、街中を颯爽と闊歩していたわたしは、なんとなく自分だけが浮いていることに気が付いた。どこが他人の違うのかというと、足元だ。 そう、わたしは未だにビーチサン...
——そんなに文句を言いたいのならば、見なければいいだろう。見た揚げ句に文句ばかり垂れるなど、理不尽だし意味不明じゃないか! ・・なんのことかというと、Netflixが勧めてくるアニメについて、なぜかわたしは...
(ぬっ!!!) 最後の一口を飲み干そうとした瞬間、強烈な刺激がわたしの舌を襲った。そんなはずはない、今までなんの異常も感じずに嚥下していた飲み物が、最後の最後で豹変するなどありえないからだ。 ...
精神的に病んだわたしは、冷静かつ客観的に自分自身を見つめた。そして「これは病んでるな」と確信したのは、大好物のコーヒーを飲まなくなったときたっだ。 一日2リットルほどのコーヒーやカフェラテを摂取する「コーヒ...
(おぉ、まるでボワッとなったカピバラの背中のようだ・・) カピバラという生き物は、長い年月を野生で過ごしてきたにもかかわらず、背中や腹をゴシゴシなでると全身の毛を逆立てて「気持ちいい」を表す、不思議な動物で...
じつはわたし、何を隠そうガラケーを持っている。しかも、天下のドコモのガラケーである。おまけに11年近く使用している代物であり、充電器の根もとのゴムが劣化し赤い配線が露出するほど、年季が入っている。 だが、メ...
(ムッ・・痴漢か? いや違う、単なる変質者か?!) 改札に向かって歩いていたわたしの横を、一人のオトコが通り過ぎた。視界に入ったその姿に違和感を覚えたわたしは、身構えながらもそいつの動向をうかがった。 &n...
カフェというのは、どうしてこうもヒトを惑わすのだろうか。 「コーヒーでも飲もうかな」という程度のモチベーションでカフェに向かったにもかかわらず、店内でメニューを見た瞬間にその決意が揺らぐのだから恐ろしい。 ...
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