なぜか、アメリカ入国を拒まれる私
わたしはアメリカに嫌われている。入国審査の際にゲートを閉じて通訳が呼ばれるくらい、なぜか拒まれるのである。 いまから10年以上前、メキシコ赴任となった友人を訪ねるべく、ロサンゼルス空港へ降り立...
わたしはアメリカに嫌われている。入国審査の際にゲートを閉じて通訳が呼ばれるくらい、なぜか拒まれるのである。 いまから10年以上前、メキシコ赴任となった友人を訪ねるべく、ロサンゼルス空港へ降り立...
(またやってしまった・・・) ここまでくると、もはや絶望とか狼狽とかそういった感情は起きない。一瞬たりとも焦ることなく、淡々と現実を受け入れる自分の度胸に、むしろ驚きすら感じるわけで。 思い返...
わたしの勝手な考えだが、カラスといえば鋭く立派なくちばしを携えた、強暴でふてぶてしい「悪魔の化身」である。 また、日本におけるカラスのイメージといえば、道に転がる食べ物のカスや家庭ゴミを漁ったり、人間を小馬...
※食事前中後は閲覧注意 ・・クソッ、いったい誰だ?!「マスクを外せ!」「マスクなど意味がない!」とマスクを否定し、マスクの所持を放棄させた愚か者は!? なぜなら、今この瞬間こそもっともマスクが必要であり、む...
わたしは今、太平洋上空を横断中だが、先ほどから奇妙な現象に見舞われている。わたしだけでなく隣りに座る米国人も、同様にこの超常現象に悩まされているわけで、夢ではなく現実的に起こっていることなのだ。  ...
わたしは今、低反発と高反発、果たしてどちらがいいのかについて考察していた。 そもそも我が家には、多くの低反発・高反発グッズが散らばっている。良さげなものがあれば即クリックし、尻に敷いてみてはガッカリする…の...
わたしは今、恐れ慄(おののい)いている。 5日前に剥がれた右足の親指の爪と改めて対峙しているのだが、一見、ごく普通の親指の爪にみえるコイツが、ややもすると奇妙な動きをするからだ。 * 受傷後すぐさまテーピン...
(背徳とは、なんと魅惑的な味なのか・・・) わたしは、ル パン ドゥ ジョエル・ロブションの、分厚いフォカッチャを貪り食いながらそう呟いた。久々のロブション、そしてフォカッチャ。オリーブオイルの風味と塩味が...
知らぬが仏というべきか、はたまた、見ぬもの清しなのか。いずれにせよわたしは、実物をこの目で見たわけではないので、その画像は信じないことにした。 ——この世は嘘でできている。そう、己の目を信じて生きて行こう。...
わたしは今、秘密基地にいる。だが、状況を理解していない者のために種明かしをすると、ここは秘密基地というか、「ナインアワーズ成田空港」のカプセルの中である。 そして敵(利用客)に悟られぬよう、最低限の指力でキ...
最近のコメント