おむすびの権化たるわたし
わたしは"おむすびの権化"なので、手作りのおむすびが最大のご馳走といえる。巷では「他人が握ったおむすびなんて、気持ち悪くて食べられない!」という声も聞くが、そんな野郎は餓死すればいい。そもそも相手が友人なら...
わたしは"おむすびの権化"なので、手作りのおむすびが最大のご馳走といえる。巷では「他人が握ったおむすびなんて、気持ち悪くて食べられない!」という声も聞くが、そんな野郎は餓死すればいい。そもそも相手が友人なら...
わたし自身はなんとも思っていないが、相手はきっと奇妙に思ったか、あるいは恐怖に怯えたに違いない出来事があった。それは地下鉄南北線の車内でのこと——。 長袖の季節になってからは、自分自身では接触...
一概には言えないが、全般的に男性よりも女性のほうがコミュニケーション能力が高いのと、職業でいうと"公務員歴が長い中高年男性"が、もっともコミュニケーション力に欠けるように感じる今日この頃。 後者に当てはまる...
(——なぜこんなところで攻撃を受けるんだ) 溜池山王駅構内にあるローソンで、キウイフルーツ味の飲むヨーグルトへ手を伸ばした瞬間、脳内に金属の針金を突き刺すかのような鋭い刺激が走った。この感覚は、ビルや店舗の...
新木場という場所は、これといって特筆すべき地域ではない。駅を降りたところで閑散としているし、倉庫や木材系の企業が軒を連ねているばかりで、楽しい雰囲気は感じられない。あとは、格闘技やライブなどのイベントスペー...
わたしは港区に住むシロガネーゼだが、"本当の自分を出せる区は足立区"であることは承知している。足立区竹の塚こそが、わたしが生き生きと暮らせる場所であり、自分らしさを最大限に引き出せる聖地なのだと、自他共にそ...
(カラスか・・・ん?) 歩道と隣接する民家の入り口に、薄汚れたカラスがいた。毛づくろいをしているのか、顔を180度後ろへ回し嘴(くちばし)を肩あたりに突っ込み、小さな頭を前後させなが何かをついばんでいた。 ...
今日はたまたま、世界チャンピオンが集う空間に身を置くこととなった。 一人はつい先日、ローマで開かれたピッツァの世界大会で、ピッツァフリッタ(生地に具材を包み油で揚げたピッツァ)部門にて優勝を果たした"ピッツ...
昨日、わたしは不思議な食感の肉を食べた。見た目は白いかまぼこ・・あるいは分厚いイカを焼いたかのような、いや、色白の鳥胸肉を炙ったようにも見えるその食べ物は、なんとワニの舌だった。 (わ、ワニの舌・・・) そ...
"ピアノの先生の先生"のところで習い始めてから、早二か月が経とうとしている。出会ってまだ二か月とはいえ、それでも週に2回以上レッスンに通っているため、もうすでに気心知れた関係となりつつある。 そんな先生の先...
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