妖怪人間ボンド
志麻との会話で思い出したことがある。 学生時代の当時、オシャレ最先端と言われるヘアスタイルに挑戦した私。ツヤツヤの黒髪にパッツン前髪、やや後ろ上がりの奇抜なショートボブ。 いわゆる「モード系」で、非凡ながら...
志麻との会話で思い出したことがある。 学生時代の当時、オシャレ最先端と言われるヘアスタイルに挑戦した私。ツヤツヤの黒髪にパッツン前髪、やや後ろ上がりの奇抜なショートボブ。 いわゆる「モード系」で、非凡ながら...
私は、電子レンジでいけるのではないかと踏んでいた。 「フライパンは使わなくてもいい」と言ってもらえると信じていた。 ゆえに、失敗するなどとは夢にも思わなかった。 * スーパーの精...
私は電話が嫌いだ。正確には、私が求めていない受電が嫌いだ。 とにかく心臓に悪い。 なんの前触れもなくいきなり着信バイブが始まると、コーヒーをぶちまけそうになる。 リアルタイムで着信に気づかなか...
Spring has come. 本日の東京は春がやって来たかのような、穏やかで美しい晴天が広がっていた。そして私のサテライトオフィスであるスタバも、メニューを一新、春仕様となった。 さくらふ...
「なんかためになること言ってた?」 ニートの友人が質問する。 「エビの天ぷらを食べれば、その店のクオリティーがわかるって言ってた」 私が答える。 「ためになるわ~」 ・・絶対ウソ。 * &nb...
じっとしていることが苦手は私は、すかさず関西方面へ逃げた。 一箇所にじっとしていることが苦手、というわけではない。外出しない時は1週間でも自宅にこもり、風呂にも入らず、顔も洗わず、歯も磨かず、ホームレス顔負...
電車やバスといった公共交通機関で、移動中に困るのは電話がかかってきた時だ。 わりと無神経な私でさえも、他人が大声でどうでもいい話をしていたら、あまりいい気分ではない。ましてや電車やバスといった...
ーーイサダの踊り食い なんだイサダって。 だが、潤んだ瞳のおばちゃん(店員)に見つめられれば、イサダをすくわないわけにはいかず、バケツの中でスイスイ泳ぐイサダを網ですくい、茶碗へと放り込んだ。...
友人のミヤケン(仮名)は、巨大な風船のように丸く膨らんだ男だ。あわよくば風に乗って浮きあがるんじゃないか、というほどの見事な丸さ。 そもそもミヤケンとの出会いは射撃。 そして狩猟のシーズンにな...
少しでも朝寝坊をしたいとき。 というか、正当な「言い訳」をもって起床時刻を少しでも遅らせたいとき、時計を見るならアナログの方がいい。 なぜならデジタルは、どうやっても現実しか表示しないから。 ...
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