BBAサバイバー
台東区にある小洒落たカフェで仕事をしていると、3人のご婦人らが入ってきた。 「コーヒーちょうだい」 彼女らはドアを開けるとその場で仁王立ちになり、いきなりコーヒーを注文した。店員がそそくさと近づきテーブルへ...
台東区にある小洒落たカフェで仕事をしていると、3人のご婦人らが入ってきた。 「コーヒーちょうだい」 彼女らはドアを開けるとその場で仁王立ちになり、いきなりコーヒーを注文した。店員がそそくさと近づきテーブルへ...
変わり者のポールがこう尋ねてきた。 「武士道って知ってるか?」 もちろん、知らない。 調べてみると、旧五千円札で知られる新渡戸稲造著の「武士道」や、元佐賀藩士で後に閑居した山本常朝の談話や自筆...
友人の大切なテリトリーを荒らし、傷つけた私は懺悔の最中。そんな最低な人間にさらなる罰が下されたのか、そう捉える以外に受け入れ難い出来事があった。 感情がかき乱され、脳内が整わない。 だが天罰ならば甘んじて受...
SNSの可能性というものを目の当りにした。そこから派生する人間の心理にも触れた。 感情に素直であることは、すなわち「若さ」だと思う。 * 「失敗」をしたとき、もっとも痛い失敗はな...
私は電話が嫌いだ。正確には、私が求めていない受電が嫌いだ。 とにかく心臓に悪い。 なんの前触れもなくいきなり着信バイブが始まると、コーヒーをぶちまけそうになる。 リアルタイムで着信に気づかなか...
20年間、逆境に立たされ続けた男がいる。 味方など数えるほどで、表面上は友達ヅラをするも影ではすべてを否定され四面楚歌。なぜここまで頑なに拒否されるのか、悲しいほどにイバラの道を歩み続けた彼だが、ここへ来て...
Spring has come. 本日の東京は春がやって来たかのような、穏やかで美しい晴天が広がっていた。そして私のサテライトオフィスであるスタバも、メニューを一新、春仕様となった。 さくらふ...
ちょっとした失敗をしてしまった。 悪意など微塵もなかったのだが、こういうことに心組みも遊び心も意味はなく、結果こそがすべて。完全に私の落ち度ゆえ、モヤモヤした気持ちは募り罪悪感に苛まれる。 「...
陰謀論とかオカルトといった話は、いつの時代でも「付き物」といえる。ソレに踊らされる人々を見ると、過剰な反応に人間らしさが溢れており滑稽だ。 ソレを心底信じているとは思わないが、おもしろおかしく浸透していく様...
友人のミヤケン(仮名)は、巨大な風船のように丸く膨らんだ男だ。あわよくば風に乗って浮きあがるんじゃないか、というほどの見事な丸さ。 そもそもミヤケンとの出会いは射撃。 そして狩猟のシーズンにな...
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