会社近くの恋人宅から通勤しているのに、100キロ超の交通費をしれっともらっていた従業員の話
(自分が労働者ならば、やはりコッソリ秘密にしておくだろうな・・・) 根っからの悪党であるわたしは、顧問先からの相談を受けながら内心こう思っていた。あぁ、わたしが労働者じゃなくて本当によかった——。 なんの話...
(自分が労働者ならば、やはりコッソリ秘密にしておくだろうな・・・) 根っからの悪党であるわたしは、顧問先からの相談を受けながら内心こう思っていた。あぁ、わたしが労働者じゃなくて本当によかった——。 なんの話...
このご時世、書類のデータが存在しないということは、ある種の致命傷といえる。 たとえば、就業規則の変更をするとしよう。既存の就業規則では、定年が60歳と書かれているが、新たに65歳に変更しようとしたとき、実務...
深夜0時を過ぎた頃、わたしのスマホが震え出した。——誰かからの着信だ。画面を見ると、顧問先の社長からだった。 「夜遅くにすんません、労働者の公休日についてなんですが・・・」 彼は、来月から初の労働者を雇用す...
(こんなものを手作業でやったら、いったいどれだけの重篤なストレスと時間的負担を強いられるんだろうか・・・) この時期になると毎回感じることだが、労働者を雇用する事業主が毎年6月1日から7月10日にかけて行わ...
「今までどうして、末締め翌月5日払いで給与計算ができたのかしら・・」 ゴールデンウィーク明けに、とある女性社長がこう呟いた。 労働基準法には賃金支払いの5原則と呼ばれるルールが存在する。賃金は...
一週間のうちに20時間以上働く学生以外の人は、アルバイトやパートなどどんな名称であっても「雇用保険」に加入しなければならない。といっても、会社が手続きを行うので、労働者自らが何かをする必要はないのだが。 な...
「保険証が『斉藤』なんですが、大丈夫ですかね?」 齋藤さんからメッセージが届いた。 サイトウを漢字にすると、思っている以上に種類が多いことに驚く。「サイ」だけでも斉、齋、斎、齊、他にもあるかも...
この世は労働者であふれている。当然、立場が違えば感じ方や考えも変わる。そして間に立つわたしは、どちらにとっても負担の少ない結論を導かなければならないのである。 * 「労基署から、...
全国の労働者に守ってもらいたいことがある。会社を退職する際は、最後の最後まで礼節をもって行動してほしい。「もうすぐ辞めるから」という理由で、無断欠勤や一方的な連絡による欠勤(ほぼ無断欠勤と同じこと)は、頼む...
毎年恒例、36協定の締結・届出の季節がやってきた。この時期でなければならないわけではないが、わたしの関与先には毎年4月1日からの一年間を期限として、36協定の締結・届出を強制しているのだ。 ちなみに36協定...
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