私が社労士を辞めるとしたら、年度更新の手計算を強いられた時だろう。
(こんなものを手作業でやったら、いったいどれだけの重篤なストレスと時間的負担を強いられるんだろうか・・・) この時期になると毎回感じることだが、労働者を雇用する事業主が毎年6月1日から7月10日にかけて行わ...
(こんなものを手作業でやったら、いったいどれだけの重篤なストレスと時間的負担を強いられるんだろうか・・・) この時期になると毎回感じることだが、労働者を雇用する事業主が毎年6月1日から7月10日にかけて行わ...
「今までどうして、末締め翌月5日払いで給与計算ができたのかしら・・」 ゴールデンウィーク明けに、とある女性社長がこう呟いた。 労働基準法には賃金支払いの5原則と呼ばれるルールが存在する。賃金は...
一週間のうちに20時間以上働く学生以外の人は、アルバイトやパートなどどんな名称であっても「雇用保険」に加入しなければならない。といっても、会社が手続きを行うので、労働者自らが何かをする必要はないのだが。 な...
「保険証が『斉藤』なんですが、大丈夫ですかね?」 齋藤さんからメッセージが届いた。 サイトウを漢字にすると、思っている以上に種類が多いことに驚く。「サイ」だけでも斉、齋、斎、齊、他にもあるかも...
この世は労働者であふれている。当然、立場が違えば感じ方や考えも変わる。そして間に立つわたしは、どちらにとっても負担の少ない結論を導かなければならないのである。 * 「労基署から、...
全国の労働者に守ってもらいたいことがある。会社を退職する際は、最後の最後まで礼節をもって行動してほしい。「もうすぐ辞めるから」という理由で、無断欠勤や一方的な連絡による欠勤(ほぼ無断欠勤と同じこと)は、頼む...
毎年恒例、36協定の締結・届出の季節がやってきた。この時期でなければならないわけではないが、わたしの関与先には毎年4月1日からの一年間を期限として、36協定の締結・届出を強制しているのだ。 ちなみに36協定...
某番組で、経済評論家と経済学者の討論を視聴した。 そのザラついた苛立ちと会話の噛みあわなさは、わたし自身もどこかで体験したことがあるようなないような。だが、深い部分で首が捥げるほど頷いてしまうのは、なぜだろ...
人間の寿命が延びている昨今において、老後は年金で悠々自適などという夢物語は、脆くも崩れ去った。 とはいえ、年を取れば身体的な制限が増えると同時に、流行り廃りに敏感ではなくなったり、あらゆる欲が低下したりと、...
タダでもらえるカネというのは、それなりの「条件」がある。 個人でもらえる給付として、「雇用保険の失業給付」「健康保険の傷病手当金」「雇用保険の育児休業給付金」などが有名だが、企業がもらえる代表格として「助成...
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