オンナゴコロを理解できないオトコの特徴

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毎月、友人にフットネイルをしてもらうのがルーティンとなっている。私は足が立派なので、つま先くらいはオシャレをしておこう、というオンナゴコロから来るお手入れなのだ。

 

今回は、夏本番を目前に、ビビッドでカラフルなスプラトゥーン調ネイルにしてみた。

つまり、ビタミンカラーのカモフラージュ柄だ。

 

ネイルがかわいいので、早速、アントニオ(仮名)に見せたところ、

 

「迷彩なのに、目立つねw」

 

・・これにはさすがに幻滅だ。

女性からネイルの感想を求められたら、まず真っ先に、

「かわいいね!」

と言うのが常套句だ。その先に、

「カモフラなのに、オシャレだね!」

とか、

「ビビッドカラーで夏に映えそう!」

とか、いくらでも補足はできる。

それを、真っ先に自分の感想を言ってしまうあたり、モテないオトコにありがちな失言パターンだ。

 

さらに、オシャレに関して「実用的」な感想を述べられると、女性はなおさら幻滅する。

 

 

カモフラージュ=迷彩とは、

敵の目を欺くためのカモフラージュ技術の1つで、表面に塗装や染色などされた模様である。」(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

 

ということで、迷彩は、周囲の情景に紛れるような装いであることが条件となり、主に、戦闘や狩猟の際に用いられる。

 

つまり、その(私の)ネイルのように、迷彩でありながら迷彩の条件を果たしていない迷彩は、状況(戦闘)中、すぐに見つかり死ぬだろう。

 

・・・こんなことを説明しようものなら、言われた女性は回し蹴りして帰るだろう。

 

 

「実用的な感想」について、ダメな回答例を思い出した。

以前、ドルガバのダメージ加工のデニム(いわずもがな、高級品)を購入した時のこと。当時の彼氏に自慢げに履いてみせると、

 

「夏やし、そのくらいボロボロに破れてると、涼しくてよさげやね」

 

・・・無言でボディを打ち、別れた。

 

 

**

 

逆の立場で考察してみよう。

オシャレに興味がない、というより、オシャレの意味がわからない男性が、急にオシャレについて意見や感想を求められたとき、どう対応するだろうか。

 

①聞かれたことに率直に答える

②とりあえずどこかほめる

 

私の経験則上、この2つに分かれる。

そして、その結果このような回答となる。

①のパターン

「髪型変えたの、わかる?」

「うん、短くなった」

②のパターン

「髪型変えたの、わかる?」

「うん、似合ってる」

・・・いずれも満点回答とはいかないが、少なくとも、②のほうが女性を怒らせる確立は減るだろう。

 

しかし、最も答えに窮する質問が、コレだ。

 

「ねぇ、私のどこが変わったか、わかる?」

 

これを言われたオシャレ無関心男性は、滝汗となるだろう。

①を素直に答えたらキレられる。②を言うにも変化がわからないからほめられない、ましてや適当にほめようものなら、さらにキレられる。

 

こうなったらもう、開き直るしかない。些細な変化に気付けなかった、自身の観察眼の低さを、悔やむしかない。

 

・・女性は、些細な変化にも気づいてほしい生き物なのだ。そして、そこに良し悪しを求めているのではない。ただ単に「変化に気付いてほしい」だけなのだ。

そんなオンナゴコロを、男性は理解しておくといい。

 

「あれ?なんか変わったね」

 

この一言が言えるかどうかで、モテるかモテないかが決まると言っても過言ではない。

オンナゴコロに寄り添えるオトコこそ、これからのモテるオトコのニューノーマルだ。

 

 

**

 

友人Aの彼氏は、アマチュアバンドマンで、ボーカル担当だ。

Aはビジュアル系バンドが好きなので、ならば彼氏の趣味と共通していてよかったじゃないか、となるところ。

 

しかし、Aの主張は違っていた。

 

「本人が勝手に歌うのはいいんですよ。ただ、アタシをライブに呼ぼうとするのをやめてほしい」

 

(彼はボーカルなわけでしょ?ボーカルの彼女なんて、ファンからしたら神でしょ??)

 

「アタシ、追っかけするほどバンド好きなんですよ、つまり、耳がプロなんですよ!

ましてや、自分の彼氏がノリノリで歌ってるところなんて・・・」

 

・・なるほど。

趣味が同じだからと、必ずしも一緒に楽しめるわけではないらしい。彼氏にしてみたら、

自分の晴れ姿を彼女に見てもらいたい

そして「カッコいいね」と褒めてもらいたい

そのためにも、嬉々としてライブの告知をする

しかし、なぜか毎回、彼女は仕事が入る

無限ループ

 

(・・・ツライな)

 

だが、彼氏さんよ、ぜひとも分かってやってほしい。

オンナとは、こういう生き物なのだ。

自分の理想は、美しいまま、いつまでも大切に温めておきたいのだ。

彼氏さんの歌が上手いか下手かは問題ではない。

ただ、Aが青春を捧げて追っかけた、バンドのコピーを熱唱する姿だけは、披露しないでやってほしい。

20年たっても、清春は清春なのだ。

これが、「オンナゴコロ」というやつだ。

 

**

 

こう見ると、オンナゴコロが分からないタイプの男性は、

「自分大好き」

または、

「オンナゴコロなどに寄り添うつもりはない」

の2つに大別される。

 

 

世の男性よ、ぜひとも女性の変化に敏感になり、それを言葉にしてあげてほしい。

褒めろ、とは言わない。ただ、気づいてやってほしい。

それだけで女性は満足する、単純な生き物なのだ。

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7件のコメント

オシャレに興味がない、というより、オシャレの意味がわからないオヤジ(オレ)は久しぶりに会った女性に開口一番、以下のように言う。

①髪切った?
②痩せた?

先手必勝である。
(但し今の時代、職場ではセクハラに当たるので要注意)

兄がそれやると、ぜってーうさん臭いからwww
絶対に「こいつ定型文使ってるな」って思ってるよ、相手の女性www
(こういうパターンて、B型に多いよねなぜか)

URABEに会った時は
「胸鎖乳突筋太くなったな」
とか
「大臀筋デカくなったね」
と定型文にはないこと言うよ。

もーーホントそうですよ!
この女心、分かんないんでしょうなぁ…
未だにライブは行ってませんから(笑)

ちなみに、前半のあるあるで、変化に気づかないとか誉めないことを指摘すると気を付けようとするのか、何も変わってないときに
「髪染めた?」
とか聞いてきて
「え?変わってないけど」

「そっか…」
みたいのもありますよね(笑)


気を使うのが裏目に出る残念な人って、必ずいるよね。ご機嫌とりに行って返り討ちに遭うw
あ、明日VIO行ってくるー!

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