文句たれながら取調室で昼寝をするは我にあり

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私は銃を所持しているため、定期的に警察にお世話になる。

 

昨日は銃の検査があった。

所持しているすべての銃を担いで、年に一回警察署へ出頭する。

警察官の目の前で銃を組み立てさせられ(適切に銃を扱えるかのチェック)、銃の登録番号や銃の長さなどを確認される。

 

銃を所持する以上、毎年同じことをさせられる。

 

ちなみに新規で銃を購入すると、その時点で七面倒な手続きや検査を受ける。

銃を改造する場合も同じで、必ず事前申請と事後検査が行われる。

 

 

毎年の銃検査で何が大変かといえば、銃を担いで警察署まで出向く行為が負担でしかない。

 

自宅から警察署まで徒歩20分、ケースも含めれば10キロ近くある銃を何丁も持って歩ける距離ではない。

よってタクシーで出頭することになる。

 

さらに銃検査の日程が決まっているため、所轄内の銃所持者が一気に集まり混雑する。

つまり時間も金ももったいない。

 

何の変化もない銃なのだから、毎年わざわざ持ってこさせる必要もないだろう。

たてまえは「銃の検査」だが、本音は銃を所持させないための嫌がらせとしか思えない。

 

 

そして本日は、銃刀技能講習と銃刀猟銃等講習会という、銃所持者が3年に1回受講しなければならない講習会の申込みのために訪れた。

昨日も同じ場所にいたわけで、昨日の時点でこの手続きを行いたかったのだが、

「今日は銃検査の日なので無理です」

と拒否された。

わずか5分で終わる手続きを断るほど、銃検査は忙しかったのだろう。

 

そしてこの講習の申込み方法が時代遅れも甚だしい。

直接、警察署に出向かなければ申込みができず、せっかくのコロナインパクトも無意味。

 

そもそも技能講習の日程に空きがあるか、ネットや電話で確認ができないため、仮に受講希望日の予定を空けて警察署へ行ったとしても無駄足に終わることがある。

 

まぁ無駄足になろうがなるまいが、そんなことは警察にとってはどうでもいいこと。

 

さらに言わずもがな、紙の書類にハンコ文化は健在。

手数料の納付も警察署内で現金納付。

 

世界がデジタル化に向けて変わりつつある今、日本の警察だけは断固として(悪しき)慣習の固持に努めている。

 

「ハンコ持ってきてないです」

 

「じゃあ受付できません」

 

ハンコとは、シャチハタのようなスタンプで良い。

極端な言い方をすると自分の名前でなくても構わない。

なぜなら印影が読めないハンコなどたくさんあるわけで。

とにかく、赤い丸っぽいものが押されていればいいのだ。

 

こんなバカげた話があるだろうか。

 

そもそも何のためのマイナンバーだ?

2021年3月からはマイナンバーカードが健康保険証の代わりとなる。

運転免許証は2022年からマイナンバーとの統合システムへ移行予定らしい。

しかし現時点でここまでアナログな警察が、いきなりそこまでひとっ飛びできるのだろうか。

 

 

悶々としていた私は、肩を叩かれ目を覚ました。

気がつくとそこは取調室。

 

ーーそうだ、お待ちくださいと言われて寝たんだ

 

講習の日程確認と書類作成で待たされるうちに、気持ちよく居眠りしていたらしい。

 

関係ないが、居眠りはなぜあんなにも気持ちがいいのだろう。

夜しっかり寝るのとは違い、ちょっとだけウトウトするあの感じが好きだ。

 

とくに電車の揺れは心地よい眠りを誘う。

寒い冬に温かい車内で揺られていると、山手線で1周するほど気持ちよく眠れる。

 

今日は警察署内、しかも生活安全課の取調室というある意味もっとも安全な場所にいる。

たくさんの警察官に囲まれる安心感から、私は深い眠りについたようだ。

 

ーー警察署に来ることも悪くはないな

 

実際、銃砲担当者は良い人だ。

彼女のスポーツ歴は水泳と陸上。

 

道具を使わないフィジカル競技出身ということは、真っ向勝負のストレートな人だろう。

それだけでも好感が持てるついでに、笑顔もかわいい。

 

手続きのためにわざわざ警察署まで出向かなければならないことは、時間的にも経済的にも無駄でしかない。

しかし、こうやってかわいらしい担当者と面前で会話をすることは、人間だからこその有意義な無駄遣いといえる

 

つまり、

無駄に少しでも価値が付けば、無駄を無駄で終わらせずに済む。

 

 

無駄と美人の関係について、

美人はいるだけで目の保養になるし、黙っていても無駄とはとられない。

たとえブスでも、会話センスや要領が良ければ無駄とはとられないだろう。

 

・・以上、取調室よりお伝えしました。

 

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