腹痛で病院を訪れたら、突然パンツを脱がされたでござる

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2020年12月以来の、久しぶりのトスンパ登場である。

「今日は疲れてるんで、トスンパ書いて」とメッセンジャーが飛んできて、その後、URABEと連絡が取れない。

これでほったらかしたら、きっと後から酷い目に遭わされるだろう・・・。放置するという選択肢はとても選べない。

そんなことで、今日はいい年した関西のオッサンが久しぶりに、URABEブログを書いていきたい。

 

***

 

先日のことだ。私は何かの病気にかかったのか、余り経験したことがない下腹部の痛みを感じていた。

例えるなら、尿をする時に圧迫感があるような、下腹部にハリがあるような感じである。

普通に考えたら、掛かりつけの内科のクリニックに行くところだろう。

しかし時節柄、内科はハードルが高い。コロナの関係で、最初に電話をして病状を説明することが義務付けられている。

さらに当時は、コロナ患者が山盛りの時期であった。加えて予約診療も受け付けない先着順のスタイルなので、待合室で長時間待つことになるクリニックだ。できれば避けたい。

そんなこともあり、ネットで検索すると近くに新たに、泌尿器科クリニックが新設されているのを見つけた。開設1年余りだが、グーグルの評価も高い。

 

まさか、コロナ疑いの自覚症状がある患者が泌尿器科に来ることもないだろう。

さらに、私の下腹部痛は泌尿器の異常であるかもしれないのだ。

こうなれば、私が行くべきはここしか無いではないか。グッドアイデアである。

そう思うと、私は早速ネットから予約診療を入れると病状のところに、診療を断られないよう、それでいて嘘にならないように「排尿時の違和感」と記入した。完璧だ。

ただの腹痛の薬くらい、内科だろうが泌尿器科だろうがきっと同じ薬が処方されるだろうし、我ながら名案である。

 

そして診察当日を迎えた。

申し込み順に受付を済ませると、患者は皆、検尿に回されている。

受付には、「病状に関わらず、初診・再診のたびに検尿をお願いしています」と書いているので、そういう方針なのだろう。

しかしなぜか、私には検尿カップが渡されない。

私の前後は例外なくカップが渡され、皆が検尿を済ませているにも関わらずである。

なにかおかしい・・・私の第六感が、なにかおかしなことが起きていることを知らせている。

 

そして検尿に回されること無く、私は診察室に呼ばれた。

すると、広い診察室の中に2名いたナースさん?のような人が、そそくさと外に出ていく。

ドクターはお笑いピン芸人、「もう中学生」のような雰囲気で、甲高い声で早口だ。

そして男性器周辺の模型を手に取ると、早口で一気に説明を始めた。

 

「おそらくですね、ここ。ここが腫れているんですよ。前立腺」

「はあ・・・」

「そういう性交渉、覚えがあるでしょ?」

「・・・ありません」

「まあ、言いたくないよね。素直に言わない人、多いんですよ」

「・・・」

「じゃあちょっと、前立腺マッサージしようか。ズボンとパンツを脱いで、そこのベッドに仰向けになって」

「・・・はい」

 

私はいい年をしたオッサンだが、幸いこの年まで大病をしたことが全く無い。

そのため、前立腺マッサージなるものを受けたこともなく、どういうものか言われてもわからなかった。

きっとまあ、お腹の周辺を触診するのだろう。

その程度のことと考えて、言われるままに下半身スッポンポンになるとベッドに仰向けになった。

 

「じゃあ、両手で膝を抱えて、肛門を見せて」

「・・・!?」

「少し痛いですよ、行きますね」

「・・・はぁ、、ぅ😳」

ドクターは、私の肛門に指を奥深く入れて、グリグリグリと刺激をし始めてしまった。

一体私は何の治療をされているのか。まるで何かの成人向けビデオのような展開に、理解が追いつかない。

「ほら、前立腺が腫れてるのわかります?(クイッ)」

「はあ、よくわかりませんがそこが痛いです(アフゥ)」

「ここに病原菌が入り込んでるんです。そして普通に検尿しても、ここにいる奴らは出てこないんです。だから押し出してるんですよ(グリグリ)」

「・・・わかりました(モウヤメテ)」

「はい、もういいですよ。じゃあこれ検尿カップ。検尿を出したら、今日は帰っていいですよ」

「・・・先生、何の病気なんですか?」

「性感染症でしょう。クラミジアか淋病じゃないですかね。今日は一般的な抗生物質だけ出しときますね。確定診断が出たら、専用の抗生物質出します」

「・・・ですので、性交渉に心当たりが無いんです。ずいぶんとご無沙汰です」

「症状が弱いこともありますので、若い頃にヤンチャをしてたのが今になって出たんじゃないですか?1週間後にまた来てくださいね」

「・・・」

 

***

そして1週間後、私はクリニックを再訪した。

するとドクターは検査結果を示しながら腑に落ちない顔をしている。

「症状はどうですか?」

「はい、下腹部の痛みもおさまりました。特に異常はありません。」

「でしょうね、検尿の結果もキレイです。何も異常はありませんし、性感染症の細菌類も検出されませんでした」

「・・・(だから言っただろ。。)」

「じゃあこれで、治療は終わりで大丈夫ですよ。お疲れさまでした」

「先生、下腹部痛の患者には、いつも前立腺マッサージをするんですか?」

「疑いがあれば、やります。ただあれは、する方もされる方も一番イヤな処置です。私も嫌です」

「・・・(そりゃそうだろうよ、ビックリだわ)」

そして私は、受け付けで680円を払うとクリニックを後にした。

 

それにしてもなんで、私が性感染症などと疑われなければならないのか。純潔な身に対して失礼ではないか。

無精髭を伸ばし、小汚いカッコをしているオッサンだから、風俗遊びをしてるに決まってるとでも思われたのだろうか。

そう思うと、確かに待ち合いにはガテン系の兄ちゃんや、中年以下の比較的若い世代の患者が目立っていたように思う。

普通に考える泌尿器科とは、おじいちゃんが行くようなイメージだが、なぜなんだろう。

 

そう思い改めてグーグルのコメント欄を見ると、わかってしまった・・・。

「地元では一番の、性感染症のお医者さんです」

「性感染症に罹ったのですが、細かいことも聞かれずに治療してくれたので恥ずかしい思いをせずに済みました」

などのコメントで溢れているではないか。

さらにクリニックの診療科目には、確かに性感染症と書いてある。

つまり泌尿器科ではあるが、どちらかというとそっちで有名な医者だったのだろう・・・。

なんということだ・・・。私は横着して、そんなところを腹痛で訪問していたのか。。

客層を考えれば、「排尿時違和感」などと症状を訴えていたら、そのような治療をされて当然ではないか。

 

この一件以来、私は余程のことがない限り、初診はかかりつけの内科に行くことを固く心に誓った。

どうか皆様も、素人判断で横着な病院利用をしないように、強くお勧めしたいのである。

(トスンパ)

 

アイキャッチ画像引用:内閣府「薬物乱用対策解説 薬物との闘いは一生続く

 

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