学生時代、私のカラダはコンビニ菓子パンでできていた

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たまたま立ち寄ったローソンで、わたしにしては珍しく"菓子パン"を買い漁った。

コンビニエンスストアというのは、その店の店長の好みなのだろうか、陳列されている商品にバラツキがある。さらに、コンビニの種類によっても扱っているメーカーが異なるため、お目当ての商品を手に入れるべく、いくつかのコンビニを巡らなくてはならない場合も——。

 

ここ最近では、キリン午後の紅茶「季節のご褒美フルーツティー・グレープ」が、コーヒー派のわたしが浮気をするほど衝撃的な美味さだった。だがそもそも期間限定商品のため、先月をもって出荷は終了してしまったことが非常に残念である。

このグレープ味の午後ティーは、わたしの知る限りでは特定のファミマでしか手に入らなかった。ファミマだからといってどこでも置いてあるわけでもなく、なぜかローソンやナチュラルローソン、セブンでは見かけなかった。

そして、特定のファミマへ足繁く通うも、その列だけ空っぽになっているなど、思うようにグレープ味を満喫することが叶わずふてくされたものだ。

 

ちなみに、わが家の近所にはナチュラルローソンしかないため、一般的なコンビニとは異なる商品ラインナップに、助かるときもあればガッカリすることもあるなど、「変わり種はたまにだから魅力的なのだ」などと内心思っているのである。

そして今日、都内の外れにあるローソンを通りかかったところ、店の入り口に貼られた「昔ながらの菓子パン」の広告に目を奪われた。特段、菓子パンが好きなワケではないが、高校時代にコンビニの前でたむろしながら食べた記憶が蘇り、自然と店内へ吸い込まれたのだ。

 

(おぉ、牛乳パンにシュガーマーガリンブレッド。懐かしい!!)

菓子パンというのは、ハイカロリーで値段が安く、手軽に食べられるのがウリ。なかでもシュガーマーガリンブレッドは、ふわっとしたソフトなパン生地にザラザラした砂糖とマーガリンがべっとり塗られた、シンプルだが健康に悪そうな逸品である。そして、重さというか軽さのわりに461キロカロリーと、その存在感をしっかりとアピールしているのも素晴らしい。

 

さらに、昔懐かしいデザインのパッケージに、思わず手を伸ばしてしまったのが牛乳パンだ。中でも「珈琲」の色合いが魅力的な牛乳パン珈琲味は、食べる前から満足できる"安心感"のようなものが漂っている。

そして、パンの説明書きを読むと「信州産牛乳を使用したやわらかなパンに、コーヒークリームをはさみました」と書かれてある。・・あれ?もしかして牛乳パンって、地元・長野の特産品なのか?

裏面を見ると、たしかに「製造所:(株)信州シキシマ 長野県松本市・・」と記載されており、まぎれもなく長野県で作られているので長野の牛乳が使用されているわけだ。

 

牛乳パンのいいところは、上下のパンがフワフワで分厚いことと、間に挟まれたクリーム(ホイップやコーヒー)が甘すぎず滑らかな舌触りであることだろう。

さらに、シュガーマーガリンブレッドもそうだが、ボリューム満点に加えて値段が安い点が、多くの消費者から牛乳パンが愛される所以。とくに貧乏な学生にとって、シュガーマーガリンブレッドの118円(税別)は、ペヤングソース焼きそば超大盛の230円(税別)に匹敵するくらい、財布に優しい食糧といえる。

その点、一本130円(税別)の牛乳パンはややお高めな印象ではあるが、その隣に鎮座する木村屋總本店の「濃いめのむしケーキロイヤルミルクティー」の138円(税別)と比べると、サイズ的にも得した気分になれるのでやはり評価は高いのである。

 

・・というわけで、シュガーマーガリンブレッド、牛乳パン珈琲、濃いめのむしケーキロイヤルミルクティー、りんご飴風味のクイニーアマン、じゅわバタ塩メロンパンを抱えてレジへと向かったわたし。

普段は、メゾンカイザーやゴントランシェリエなど、見栄を張って贅沢ななパンを口にしているが、やはりコンビニの菓子パンが恋しくなるときもある。とくに、学生時代を彷彿とさせるこれら菓子パンには、味以上の思い出が込められているのかもしれない。

 

(にしても、全部で二千キロカロリー超えるんだな・・)

要するに「若さ」とは、カロリーの象徴なのだろう。

 

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