金曜日は吐瀉物ナイト

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金曜日の夜は「吐瀉物の出現率が上がる」という、非常に迷惑な日である。

ちなみに、酒を飲んで道端で嘔吐する輩はバカだ。控えめに言ってもバカだし、何をどう考えても低能なバカとしか表現できないわけで、社会にとって迷惑以外のなに者でもない。

 

なぜ「バカ」などという相手を侮辱するような言葉を使うのかというと、それなりの理由があるからだ。

 

酒を飲んで嘔吐する理由は、肝臓で分解されなかったアセトアルデヒドの影響であることは有名。このアセトアルデヒドは人体にとって有毒物質であるため、無毒な状態である"酢酸"に分解されなければならない。

ここまで処理できれば、血液に入り全身を巡るうちに水と炭酸ガスに分解され、最終的には汗や尿、呼気などから体外へと排出される。

つまり、肝臓の機能をフル稼働させてもアセトアルデヒドの状態から先へ進めない場合、それは生命の危機と判断されるわけで、嘔吐することで毒を体外へ出すわけだ。

 

こんな簡単なこと、小学生でも理解できるだろう。そして体力や筋力と同様に、肝機能が個々によって異なることも当たり前の常識である。さらに、酒を飲むのは立派なオトナであり、己の肝臓がどの程度の処理能力を持っているのかくらい、把握しているのが当然なのだ。

たとえば牛乳を飲んで下痢を起こす人ならば、乳糖不耐症の可能性が高いわけで、どれほど牛乳が好きであっても、後のことを考えて飲むことを控えたり量を調整したりするはず。

同様に食物アレルギーの人も、命の危険を考えれば当然、飲食を控えるわけで。

 

このように、一般的な知能を持った人間ならば「先を見越した判断」ができるわけだ。なぜなら、その後の苦しみや惨事を想像すれば、どう考えても「止めておこう」となるはずだからだ。

それなのになぜ、酒を飲んで吐くバカはそれが分からないのかが、心底不思議でしょうがない。

 

念のために補足しておくが、「トイレで吐く」という行為は問題はない。それはつまり自己処理できている証であり、いわば節度ある対処だからだ。

つまり、わたしが憎んでいるのは「理性を失い、道端や駅構内で見境なく吐瀉する輩」のことを"バカだ"と言っているのである。

 

ゴミやペットボトルを道端や駅構内に堂々と捨てる輩がいたらどうだろうか? 育ちが悪い・・と思うかもしれないし、マナー違反だ・・と蔑んだ目で見られるかもしれない。

いずれにせよ、その辺に堂々とゴミを捨てるバカは少ないわけで、その理由として「ゴミはゴミ箱へ捨てる」というのが、社会一般的なルールだと認識されているからだ。

これを吐瀉物に置き換えてみよう。そもそも自身が「どの程度のアルコール分解能力を持っているのかを、自分自身で把握しておく」というのがスタート地点となるが、それでも、調子に乗ったり強制的に飲まされたりして、アルコール分解が間に合わなくなった場合は、いち早く毒素を吐き出すべきだろう。

 

毒を飲み込んだにもかかわらず、大切にため込んでおくバカはいない。それこそ、何を差し置いてでも吐き出させるのが正しい対処であり、「我慢する」などという選択をするはずもない。

すなわち、アセトアルデヒドという毒素を体内にため込んでおくという自殺行為を、なぜ率先して行うのかが謎なのだ。

どんな毒であれ体内に存在するならば、迅速に体外へ排出させる・・というのが生命活動として正しい反応である。そして、社会生活を送る一般的な常識人ならば、然るべき場所で予め嘔吐するなりビニール袋を持ち歩くなり、自身の吐瀉物を自身で処理するのが「当たり前」なのではなかろうか。

 

百歩譲って、路上や駅構内で嘔吐してしまったとしても、自身で処理するならばまだ「まとも」といえる。それなのに、吐いたそばで寝ていたりトイレへ逃げ込んだりするのは、自己中心的かつ恐るべき無責任であり許されるものではない。

「体調が悪いんだからしょうがないよ」

などと反論するバカがいたら、胸ぐら掴んで大声で怒鳴りつけたい。「おまえはバカか?」と。

繰り返しになるが、体調が悪くなるほど毒を体内にいれるバカがどこにいるのか・・という話であり、自業自得以外のなにものでもないのだから。

 

 

「お酒は適量ならば体にいい」というのは完全なる嘘である。少量であろうがなかろうが、多くの哺乳類にとってアルコールは毒であり、その証拠に肝臓で分解しなければ無害化することができないのだから。

ちなみに、わたしは「(酒が)体に良い悪い」という議論に興味はない。そんなものは、飲酒する本人のさじ加減で良くも悪くも変化するものだから。

ただし、飲むからには責任を持って"体内で処理しろ"と強く忠告したい。少なくとも、体外へ排出する場合は、節度ある対処を自己責任で行うなど、当たり前のマナーを厳守してもらいたいのである。

 

サムネイル by 希鳳

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